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ドイツ・ミュンヘンの山小屋感あふれる熊系ゲイバー「エーデルハイス」 – genxy-net.com(GoogleNewsより)
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中国のナショナルチームのオーストラリア上陸。新たなサーフィンリーグ「Surfing Super League(SSL)」が発足

現地からオーストラリアの最新情報を伝える【SURFMEDIAオーストラリアSURFNEWS】。8月はプロジュニアが開催され、中国のナショナルチームのオーストラリアに上陸。新たなサーフィンリーグ「Surfing Super League(SSL)」発足のニュースをお届けします。

 

取材、文、写真:菅野大典

 

8月のゴールドコースト。

徐々に日の出も早まり、春の訪れを感じさせる北風が吹く日も増え、少しずつ暖かくなってきました。

 

 

 

日照時間も増え、ビーチも活気づいています。水着で遊んでいる人たちも増えてきました。

 

 

 放課後の海には、ボディーボードを持ったキッズたちが駆け足でフロギーポイントに向かっていく姿も。普段はサーフィンばかりのキッズたちですが、一つの形にとらわれず、純粋に海と戯れている姿をよく目にします。

 

ゴールドコーストの波の状況は、先月の大きなうねりによりポイントブレイクの地形は崩れたものの、砂の付いた地形の良い場所では引き続き良いコンディションが続きました。


スナッパーロックスから流れ着いた砂がリトルマリーの岩付近に付き、レインボーベイからグリーンマウントにかけて良いコンディションが続いています。

 ゆったりした波でありながら、ショートボードでも十分乗れるしっかりとした波がブレイクし、楽しめます。

 

 

マイアミビーチでは、船から砂が放出されていました。ビーチはゴールドコーストにとっても大変貴重な環境資源の一つ。膨大な予算と的確なシステムによって、砂浜が守られています。

 

D-Bahでは砂を供給するサンドパンピングシステムが稼働し、良い地形が保たれています。月末に行われるプロジュニアに向けて、コーチングも行われていました。

 

 

今月に入り、中国ナショナルチームのメンバーをよく見かけるようになりました。毎日のように朝早くからトレーニングをしていました。

 

良い地形のD-Bah。サイズのある日はチューブセッションにも。この場所があるのは、ゴールドコーストのサーファーにとってとてもありがたい。

 

 国内でのイベントも続きました。

 8月22日から23日にかけて、WSLの「Murf Electric Bikes Tweed Coast Pro Junior」が開催されました。

 

 

 昨年から開催されている「Murf Electric Bikes Tweed Coast Pro Junior」。2025年の大会ではデーン・ヘンリーとアイラ・ハパッツが優勝しています。今年からは新たにツイードコーストとヌーサでの2戦を合わせた「Murf Coast Cup」としてツアーとなりました。

 

 

 第1戦ツイードコーストプロの会場となったD-Bahでは、外から見れば形の良い波がブレイクしているように見えましたが、実際には癖のある波で、選手たちは波選びに苦戦しているように感じました。

 


 大会2日前までバリに滞在し、ISAワールドジュニアに向けてトレーニングをしていた高橋花音。急遽出場を決めたものの、セミファイナル進出という結果。

 健闘を讃え合うチャーリー・ヘイトリーと花音。レベルの高い同世代に揉まれながらも、さらなる上達を目指し突き進んでいます。

CSのツアー中に怪我をしてしまったデーン・ヘンリーも会場に姿を現していました。ホストを務めたキングスクリフ・ボードライダーズは、デーンの所属クラブでもあり、率先して大会を盛り上げようと努めていました。

ファイナル進出するも、惜しくも2位という結果のジェス・ファーガソン。見る度に上手くなっている。男子優勝のオーシャン・ランカスター。半年前にバーレーヘッズのQSで見て以来、久しぶりに生でサーフィンを見ましたが、以前にも増してターンに重さとキレが増していました。

 難しいコンディションながらも積極的に波にアプローチし、ハイスコアをゲット。昨年のU16 ISAワールドジュニアチャンピオンでもあるオーシャン。まだまだ伸び盛りの17歳がどこまで成長するか楽しみです。

女子2位のウィロー・ハーディー。

女子優勝は中国初のオリンピアンサーファーであるスーチー・ヤン。

 

最近はプロジュニアをスキップし、QSやCSの舞台にフォーカスしている選手も多く、今回の大会には多くのトップジュニア選手が出場していなかったものの、レベルの高いこの世代で優勝を勝ち取る実力は相当なもの。

 

 

 

同じ中国のナショナルチームやオージーの仲間たちに祝福されるスーチー。インタビューでは、ゴールドコーストには良いサーファーがとても多いと語っていました。

 

 

スーチーの他にも、中国から2人の女子サーファーがエントリー。ヒートに臨む前やコーチといる時も常に笑顔でいる姿がとても印象的で、試合を楽しんでいるように見えました。外から見ていても、チーム全体にとても良い空気が流れているように感じました。

 

 

ラウンド1とセミファイナルで2度の対決となった、同じ歳の花音とスーチー。危ない展開もあったものの、終盤にしっかりと逆転するなど、サーフィンの技術だけでなくヒートの進め方も上手でした。

 

ビクトリア州のコーチを務めていたケーヒル・ベル・ワレンは、昨年度から中国サーファーのコーチを務めています。ベルズビーチやフィリップアイランドでの試合では、多くの選手が頼りにする存在。

 

今回、ゴールドコーストで中国の選手たちがトレーニングする姿を見ていると、ケーヒルの指導に加え、波のある、レベルの高い選手たちがいる場所で長期的にトレーニングすることが、着実な実力の向上につながっているように感じました。

 

 

続いて8月25~26日にサンシャインビーチで行われた「Murf Electric Bikes Noosa Pro Junior」でも、スーチー・ヤンは2位。女子優勝はミラ・ブラウン、男子はウィレム・ワトソンとなりました。PHOTO:WSL/SURFING QUEENSLAND

 

 

2戦のポイントの合計で「Murf Coast Cup」の優勝者は、女子がスーチー・ヤン、男子がオーシャン・ランカスター。PHOTO:WSL/SURFING QUEENSLAND

 

 2026年のオセアニアのジュニアシリーズも終了し、オーシャン・ランカスターとミラ・ブラウンが1位という結果になりました。

 

 

新たなサーフィンリーグ「Surfing Super League(SSL)」の発足

 

 オーストラリア国内でも、国内のジュニアサーキットからプロジュニア、QS、そしてCSへと段階を踏んでいく選手もいれば、ジュニアをスキップしてQSにフォーカスする選手、また大会に出場することよりも、自分に必要なスキルや経験を磨くことを優先している選手もいます。

 

サーフィンオーストラリアが公開している2026年のハイパフォーマンスプログラムでも、ジュニアからQS、プロジュニア、そしてCSへと繋がるパスウェイが示されています。

 

一方で、若い世代では大会の結果だけを追うのではなく、スキル開発や創造性、さまざまな経験や環境への適応を重視し、成長に合わせて徐々にコンテストや戦術面を強化していくという考え方が示されています。

 

選手によって進むスピードや選ぶ道は違っていても、その先にはCS、CT、そしてオリンピックという目標があり、ISAワールドジュニアもそのパスウェイの一つ。

 

目の前の大会結果だけに振り回されるのではなく、それぞれの選手が今の自分に必要な経験やスキルを積みながら、最終的なゴールに向かって進んでいく。オーストラリアの育成を見ていると、そうした考え方が感じられます。

 

 他にも国内では、オーストラリアンショートボードタイトルがNSW州ウーロンゴンで行われたり、クラブ対抗戦がポートマッコーリーで行われたりと、国内ではさまざまなイベントが行われました。

男女同額の一人AUD $89,000(約1,000万円)が保証

 

 そして今月、オーストラリアのサーフィン界にビッグニュースが飛び込んできました。新たなサーフィンリーグ「Surfing Super League(SSL)」の発足です。

https://www.instagram.com/surfingsuperleague

https://surfingsuperleague.com/

 

 元サーフィンオーストラリアのCEOのクリス・マターが中心となり、2028年夏のスタートを目指しているSSL。WSLのような個人戦ではなく、8つの地域チームが90分間のゲーム形式で戦うチーム競技です。

 

 各チームは男女6人で構成され、1試合では男子3人、女子1人がリレー形式で次々と海へ入り、チームの合計スコアを競います。

 

シドニーノーザンビーチ、サウスシドニー、ニューキャッスル、ノーザンリバーズ、サンシャインコースト、ゴールドコーストから2チーム、ビクトリアなど、地域を代表するチームによる対抗戦となる予定です。

 

 さらにレイン・ビーチェリー、ジョエル・パーキンソン、オーウェン・ライトといったオーストラリアのレジェンドたちも、SSLでの競技復帰に興味を示しています。

 

 

 選手には男女同額の報酬が予定されており、8週間のシーズンで一人AUD $89,000(約1,000万円)が保証される計画。WSLの下部ツアーを転戦する若手選手にとっても、オーストラリア国内で安定して競技を続けられる環境になる可能性があります。

 

 個人戦が中心だったサーフィンにチームスポーツという新しい形を持ち込むSSL。Australian Boardriders Battleなど、オーストラリアではすでにチーム形式のイベントが行われていますが、90分間のゲーム形式にすることで、サーフィンの大きな課題でもある不確定な開催時間や波待ちの時間を減らし、テレビでも見やすいスポーツにすることも狙いの一つです。

 

2028年のスタートに向け、今後どのような形になっていくのか注目されます。

 

 

 8月は、私自身も日本に一時帰国しました。

 

 

 

子供たちが海で遊び、自然の中でサーフィンを好きになる環境を

 

 台風の影響で鎌倉では良い波に恵まれ、久しぶりに日本の波でサーフィンすることができましたが、その他の予定していた日程は、洪水等の影響もあり、思ったように動くことができず、日本のサーフィン環境をじっくり見て回ることはできませんでした。

 

 それでも今回は子供の習い事などを通して、サーフィン以外の環境も見る機会がありました。スケートパークやサッカーなど、競技によってもオーストラリアとの環境の違いを感じます。

 

 日本では、子供の頃からルールを守ることを教えられ、規則正しく行動することが身についている。良い意味でも悪い意味でも、改めて日本は「型にはめる」ことが得意な国だと感じました。

 

 また、ゴールドコーストも以前に比べて混雑してきたと感じていましたが、東京の人混みや渋滞を経験すると、まだまだ比べものにならない。少子化と言われていますが、ショッピングモールに行けば子供連れの家族がたくさんおり、子供がいなくなったというより、子供たちが集まる場所そのものが変わっているのかなとも感じました。

 

 自分が若い頃は、夏休みになれば海に行くのが当たり前で、海には子供や若い人たちがたくさんいた記憶があります。もっと海に行く時間を増やせればよかったのですが、実際に海に行ったり、知り合いに話を聞いたりする中で、海水浴場に行く人自体が減っているようにも感じました。

 

 台風の影響で鎌倉では良い波を拝むことができましたが、夏休みの時期にもかかわらず、海で見かけるサーファーに若い世代はほとんどいませんでした。もちろん、ごく一部の場所ではキッズやジュニア世代もいるのだと思いますが、そうした環境はかなり限られているように感じます。

 

 ショッピングモールには子供たちがたくさんいるのに、海にはあまりいない。海が、子供たちの遊び場ではなくなってきているのかなと。

 競技としての強化だけではなく、まず子供たちが海で遊び、自然の中でサーフィンを好きになる環境をどう作っていくのか。これからの日本のサーフィンを考える上で、そんなことも大切なのではないかと感じました。

 

 

 

 

菅野大典オーストラリアのゴールドコーストを拠点にして、サーフボード・クラフトマンとして働きながら、サーフィン修行のために来豪する日本のサーファーをサポート。写真や動画撮影のほか、選手の試合に帯同、大会のジャッジやサーフコーチなどマルチに活動している。

引用元
中国のナショナルチームのオーストラリア上陸。新たなサーフィンリーグ「Surfing Super League(SSL)」が発足

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