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宮崎県で開催された第25回ジュニアオープン・第14回マスターズオープン・サーフィン選手権大会結果 – SURFMEDIA(GoogleNewsより)
宮崎県で開催された第25回ジュニアオープン・第14回マスターズオープン・サーフィン選手権大会結果 SURFMEDIA
小林桂が伊豆で3連覇。中塩佳那は開幕2連勝。佐藤千尋がマスターズ初優勝。さわかみ IZU SHIMODA PRO
JPSA さわかみ S.LEAGUE 24-25 ショートボード、マスターズの第2戦「さわかみ IZU SHIMODA PRO」も本日が最終日。会場の天候は曇り。風はサイドオフで、波はヒザモモ。まずはショートボード男子のクォーターファイナルからヒートをスタートして、各カテゴリーのセミファイナルからファイナルまで行うスケジュール。
引きに向かうと共に波は入りづらくなり、風もドン吹き。よって、男子のセミファイナル終了後にオンホールド。決勝に残った選手と運営側がミーティングして、昼以降の上げこみに期待して、13時半までウェイティングとなった。
上げてきたことで、波はヒザモモからセットでコシも入るコンデイション。決勝には今村厚、脇田貴之、山田桂司、佐藤千尋の4人。昨日の予想通りトライアルから勝ち上がった3人が顔を揃えた。先手リードは山田。単発ながらキレた演技でポイントを重ねる。
脇田もスピードを活かして、フロウで技をつないでいく。今村は持ち前のパワーで波を切り刻む。そんな試合展開の中、佐藤が技のバリエーションを見せて急追。
試合終了の最後は日本のマスターズでは、初のエアーをコンプリート。これで逆転トップに立って、そのまま試合は終了。初の参戦で見事、佐藤千尋が優勝を決めた。
佐藤千尋、マスターズ初優勝。
「優勝気持ちいい! 最高ですね出来過ぎでした。」と佐藤が語った。「多くの人に絶対優勝してくるって言ってきているんで、まず優勝するつもりで挑みました。
あと自分の得意なエアとか新しいマニューバーをマスタークラスでも披露できたならなって思って、しかもファイナルの逆転ウェイブでできたので出来過ぎでした。」
続いて女子のファイナルは 川瀬心那 vs 中塩佳那。先手はやはり中塩。ポテンシャルの波だけを選択して技も単発ではなく、2発以上は入れてくる。相対する川瀬は波を待つ。その間に中塩がポイントを積み上げる。
パワーがついた川瀬は板の取り回しがスムーズになったことで、+1発と技数が増えた。十分、逆転できる点数だったものの、中塩に試合をコントロールされてタイムアップ。中塩佳那のS.LEAGUE開幕から2連勝。川瀬は2戦連続で、準優勝という結果。
中塩佳那は開幕2連勝。
「ファイナルの前にウエイティングが入って、期待通り波のサイズも上がってくれて良かったです」と中塩が語った。
「1発でも2発でもクオリティの高いライディングをすれば、それなりの点数は付いてくるだろうなとは思ったので、それを狙って一杯乗って楽しかったです。」
「狙っていたレギュラーの波じゃなくて、待っていた波ではなかったんですけど、ちょうど乗った後に右に移動したら来たので、ライディングはもうちょっとできたかなと思うんですけど、とにかくスコアできたんで安心しました。
「最初のラウンドでは波にも対応できてなくて、パワーもなくて苦手な難しい波だったんですけど、試合を重ねるごとに波も良くなって、波も見えてきて、波に合ったライディングも出来るようになってファイナルでも出来て良かったです。」
男子のファイナリストはローカルの足立海世 vs 小林桂。地元応援団の力も借りて、試合早々から攻めるサーフィンで会場を沸かす足立。片や小林は優先権あるなしに関係なく、足立と距離をとってポイントを重ねていく。
足立は逆転にはエクセレントカインドの演技が必要。ただ、足立はエアーも得意ということを知る小林は、手を抜かず。自分もエアーを繰り出し、さらに突き放す。終了3分前にはセオリーどうりブロックして、演技をさせず。
最後の最後で足立もエアーで勝負をかけるも逆転には至らず。小林はこの伊豆のJPSAの大会、2018年、2019年に続き3連覇達成。御前崎のQSも優勝したことで、静岡県では負けなしという強さを見せた。
小林桂が伊豆で3連覇。
「いやー超うれしいです。これで伊豆で3回連続で優勝できてメチャクチャ嬉しいです。」と小林が語った。
「やっと自分のサーフィンが出来ました。朝と比べると波も少し上がってきて、ファイナルが一番良かった感じでした。ローカルの海世(足立)とファイナルが出来て最高に楽しかったです。」
「風がどっちから吹いているかよく分からなかったんですけど、試合前にライト気味に入ってきていて、エアセクションには良い風だったので、これはエアバトルになるなって思っていました」
「日本が大好きなので、毎回毎回来る時はサーフトリップみたいな感じで、みんなにも一緒に遊んでもらえるし、食べ物も最高だし、みんなも優しくて超嬉しいです。
Sリーグのグランドチャンピオンを目指す
このあとはアメリカに帰国後プエルトリコのQSに出場する予定の小林。
「今回は御前崎と同じで全部のヒートを1位で勝ち上がれて、それが自信につながりました。板もマジックボードで優勝できて嬉しいです。今回も家族やスポンサーなみんなのおかげで優勝できたと思っています。
今年はSリーグのグランドチャンピオンも取りたいので、出来るだけ試合に出たいと思っています。」
これで2024年8月〜2025年4月の「S.LEAGUE」ショートボード、マスターズツアーは第2戦まで終了。ショートボードの次戦は11/21-24に鴨川、第4戦はバリとなり、全4戦のランキング結果で千葉で行われる最終戦「S.LEAGUE Grand Final」への進出が決まる。
マスターズの次戦は 2025年の4/16-19 千葉県一宮 釣が先海岸(志田下)で行われる「S.LEAGUE Grand Final」。マスターズは茨城に、この伊豆大会と最終戦を入れて全3戦。
ランキングの計算は全3戦のポイント合計となり、ショートボード、ロングボードのように最終戦出場への足切りは無い。
ロングボードの第3戦は2025年の3月中旬に千葉県千葉県南房総市の南千倉で開催予定。このツアー3戦合計のランキングで最終戦への出場が決まる。引き続き選手の熱い戦いを見逃すな!
「S.LEAGUE Grand Final」の条件は下記。
ショートボード:男子 36位以内、女子 18位以内
ロングボード :男子 24位以内、女子 12位以内
マスターズ :参加選手全員出場可
※ ツアーランキングの計算は対象となる各試合の獲得ポイントの内、最低ポイントの1戦分をカットした合計ポイントとなる。対象の試合が3試合以下の場合は、全戦のポイント合計となる。
「さわかみ IZU SHIMODA PRO / TATADO」結果
ショートボード
男子
優勝:小林桂(¥1,000,000)
2位:足立海世(¥400,000)
3位:川俣海徳、鈴木仁 (¥225,000)
女子
優勝:中塩佳那(¥300,000)
2位:川瀬心那(¥130,000)
3位:川合美乃里、松野杏莉(¥65,000)
マスターズ
優勝:佐藤千尋(¥200,000)
2位:山田桂司(¥150,000)
3位:今村厚(¥100,000)
4位:脇田貴之(¥50,000)
※ ( )は賞金額
プレゼンターは さわかみグループ代表 澤上 龍 氏、さわかみ投信 松藤大治氏、松木正一郎 下田市長、大野修聖 S.LEAGUEチェアマン
「S.LEAGUE」 https://sleague.jp/
「S.LEAGUE / Tour」 https://sleague.jp/tour.php
JPSA:HP. https://www.jpsa.com/
本日の男子のクォーターファイナルから、ライブ放映と会場に向けて選手紹介も行われた。
オンホールド時にはファイナリストの選手と田中樹コンテストディレクター、大野修聖チェアマンと試合進行についてミーティング。
大会、表彰式終了後には各カテゴリーのファイナリスのサイン会も行われた。
ビーチクリーンでは普段のゴミに加え、マイクロプラスチックの回収もおこなった。川合美乃里も笑顔で参加。
ゴミを集め終わったら、S.LEAGUE 特製ステッカーをプレゼント。
Cureでは救急スタッフが大会の怪我等に対応。
ウォーターリスクマネージメントは、海上での選手の安全を確保。
引用元
小林桂が伊豆で3連覇。中塩佳那は開幕2連勝。佐藤千尋がマスターズ初優勝。さわかみ IZU SHIMODA PRO