ロングボード 9'5 –

サーフィン
サーフィングッズや気になる商品を検索できます。
サーフィングッズや気になる商品を検索できます。

このサイトは広告をPRしています




商品名:【中古】KEVIN CONNELLY (ケビンコネリー) PINTAIL NOSERIDER モデル ロングボード [YELLOW] 9’5″ サーフボード
ショップ:アラソアン楽天市場店

詳細:[BOARD DATE] ■ブランド:KEVIN CONNELLY (ケビンコネリー) ■モデル:PINTAIL NOSERIDER ■状態:使用による擦り傷や弱いフットマーク等有る中古現状販売となります。 ■Length[全長]:9’5″(287cm) ■Width[最大幅]:19 3/4″(50

「ロングボード 9’5」にどんなものがあるか見てみる>ロングボード 9’5

【パリ五輪プロフィール】CT枠女子8名プラス1名

パリ五輪に出場する女子24名の内、CT枠は8名。
2023年のランキングが反映されている。

プラス、今回は2022年WSGの男女別の優勝チームに与えられる追加枠で出場権を得たアメリカのケイトリン・シマーズも一緒に紹介する。

カリッサ・ムーア Carissa Moore

Photo: ISA/Pablo Jimenez

アメリカ代表
生年月日:1992/8/27(31歳)
身長:170cm
体重:70kg
出身地:アメリカ/ハワイ州・オアフ島ホノルル

東京五輪の金メダリスト。
その年のCTで5度目のワールドタイトルを獲得。2022年、2023年と2年連続世界ランク2位とトップに君臨しながらも、2024年の開幕戦を最後にツアーを引退した。その後、タヒチのみパリ五輪のウォームアップとして参加して5位。パリ五輪出場後に競技から離れると宣言している。

彼女の13年間のCTキャリアは記録ずくめで、2010年のルーキーイヤーで3位に入り、ルーキーオブザイヤーを獲得。翌年には18歳で初のワールドタイトルを獲得して当時の最年少記録を更新。120のCTイベントに参加して28回の優勝。5回のワールドタイトル獲得した。

その他にもアロハの精神を体現した非営利団体「ムーア・アロハ・ファンデーション」を設立して次世代の女性サーファーが海でも陸でも、自身と他人に思いやりを持って接することが出来るように支援。
東京五輪のアメリカ代表で事前合宿を行った静波サーフスタジアムのある牧之原市と交流を深め、2022年に来日。コロナ禍で叶わなかった握手やハグを交わし、充実した時間を過ごし、翌年2023年にはオアフ島でミニキャンプを開催して牧之原市の杉本市長と14名の小中学生を招待した。

主な戦歴
2021年 CT第2戦『Rip Curl Newcastle Cup』優勝
2022年 CT第8戦『Oi Rio Pro』優勝
2023年 CT第1戦『Billabong Pro Pipeline』優勝
2023年 CT第5戦『Margaret River Pro』優勝
2023年 CT第6戦『Surf Ranch Pro』優勝


タイラー・ライト Tyler Wright

PHOTO:© WSL/Ed Sloane

オーストラリア代表
生年月日:1994/3/31(30歳)
身長:170cm
体重:68kg
出身地:オーストラリア/NSW州・カルバーラ

オーストラリアのNSW州にある小さな町、カルバーラ出身。アマチュア時代は兄のティム、オーウェン、姉のカービー、弟のマイキー。4人の兄弟姉妹と両親と共にオーストラリア中をコンテストで転戦。父親は熱心なコーチとしても知られていた。のちにタイラーの他、オーウェンとマイキーがCTに入る。兄弟でのCT入りは過去に数例あるが、兄弟姉妹では初。オーウェンは東京五輪で銅メダルを獲得している。

CTでは2008年、14歳の時にワイルドカードで出場したマンリービーチの大会で史上最年少で優勝。2011年、史上最年少の16歳でCT入りを果たし、これまでのウィメンズサーフィンにはなかったパワーサーフィンでカリッサ・ムーア、ステファニー・ギルモアと共にツアーの中心人物になり、2016年、2017年と2年連続でワールドタイトルを獲得した。特に2016年の初のタイトルは兄のオーウェンがパイプラインでワイプアウトした際に外傷性脳損傷となり、競技者だけではなく、人生さえも左右される不透明な時期に手に入れただけに感動的なストーリーとしてオーストラリアのドキュメンタリー番組になった。
2018年、インフルエンザウイルス感染後の後遺症で欠場が続いた後、コロナ禍を挟んで2021年に復帰。復帰後も不安定な状態が続いていたが、2024年シーズン前に酸素不足で半窒息状態になっていることが判明して気道を拡張する手術を受けたと公表した。
私生活ではバイセクシャルであることをカミングアウト。「Black Lives Matter」と書かれたボードで人種差別問題をアピールしたこともあり、名実共に最も影響力のあるアスリートとして世界の舞台で戦い続けている。

主な戦歴
2022年 CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』優勝
2023年 CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』優勝
2021年 CT第1戦『Maui Pro』優勝


モリー・ピックラム Molly Picklum

Photo: ISA/Pablo Franco

オーストラリア代表
生年月日:2002/11/26(21歳)
身長:165cm
体重:62kg
出身地:オーストラリア/NSW州・ゴスフォード

オーストラリアでも質の高いビーチブレイクが点在するNSW州のセントラルコースト出身。3歳でサーフィンを始め、ジュニア時代はナショナルチャンピオン2連覇を果たし、2019年にはWSLのプロジュニアでチャンピオンになる。2020年にはオーストラリアン・サーフィン・ライジング・スター賞を受賞し、サーフィンライフ誌の「最もホットなタレント100人」でジュニア女性1位に選ばれた。

2022年に19歳でCT入りを果たし、ルーキーイヤーはミッドシーズンカットで脱落するが、すぐにCSでリカバリーして2023年は大活躍。サンセットビーチでの優勝を始め、ベルズ、J-Bayで2位になり、世界ランク5位となる。2024年はサンセットビーチで2連覇を達成するなどトップ5入りの可能性が高い。
2022年CTイベントから招待制イベントに変わった新生「パイプマスターズ」こと『Vans Pipe Masters』初代チャンピオンでもあり、チューブの波に強い選手である。

主な戦歴
2022年『Vans Pipe Masters』
2022年 CS第3戦『Ballito Pro』優勝
2023年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝
2024年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝


タティアナ・ウェストン・ウェブ Tatiana Weston Webb

Photo: ISA/Sean Evans

ブラジル代表
生年月日:1996/3/9(28歳)
身長:162cm
体重:58kg
出身地:ブラジル/ポルトアレグレ

東京五輪に続き、2度目の五輪出場。母親はブラジル人で90年代にパイプラインのイベントで優勝した元プロのボディボーダー。父親はイングランド出身。兄の影響で8歳でサーフィンを始め、カウアイ島で育つ。11歳の時、シャークアタックで片腕を失いながらもサーフィンを続けたベサニー・ハミルトンの映画「ソウルサーファー」のスタントに抜擢された。

2013年、2014年とISAのワールドジュニアで2連覇を果たすなどジュニア時代から世界トップレベルで、2015年にCT入り。以来、10年近くタイトル争いを繰り広げ、2021年に世界ランク2位になる。
東京五輪を機にブラジル国籍に変更。東京五輪ではR3で都筑有夢路に敗れ、9位に終わる。パリ五輪の会場、チョープーでは2024年のCTで女性初の10ポイントを出して大きな話題になった。

主な戦歴
2013年『DAKINE ISA World Junior Surfing Championship』U-18優勝
2014年『VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』U-18優勝
2016年 CT第6戦『Vans US Open of Surfing』優勝
2021年 CT第4戦『Boost Mobile Margaret River Pro』優勝
2022年 CT第3戦『MEO Pro Portugal』優勝
2022年 CT第9戦『Corona Open J-Bay』優勝
2023年 『Surf City El Salvador ISA World Surfing Games』優勝
2024年 『ISA World Surfing Games』2位


ジョアン・ディファイ Johanne Defay

Photo: ISA/Pablo Franco

フランス代表
生年月日:1993/11/19(30歳)
身長:167cm
体重:61kg
出身地:フランス/レユニオン島

インド洋に浮かぶフランス領の島、レユニオンでサーフィンを始め、10歳でコンテストデビュー。14歳で頭角を現し、フランス代表に選ばれる。翌年には当時の最年少記録でヨーロッパのジュニアチャンピオンに輝く。
一方、QS時代はスポンサーに契約を打ち切られる困難にぶつかったが、家族や東京五輪のフランス代表だったジェレミー・フローレンスにサポートされ、2014年にCT入りを果たす。
ルーキーイヤーから安定したサーフィンで実力を発揮。翌年2015年にはカリフォルニア・ハンティントンビーチでの『Vans US Open of Surfing』で初優勝。
以来、フィジー、ウルワツ、サーフランチ、G-Landと様々なロケーションで優勝。
2023年は怪我でシーズン前半を欠場して復帰後も低迷していたが、2024年は復活。ポルトガルで優勝、ベルズで2位に入り、トップ5入りの可能性も高い。

主な戦歴
2015年 CT第6戦『Vans US Open of Surfing』優勝
2016年 CT第5戦『Fiji Women’s Pro』優勝
2018年 CT第5戦『Uluwatu CT』優勝
2021年 CT第6戦『Jeep Surf Ranch Pro』優勝
2022年 CT第6戦『Roxy Pro G-Land』優勝
2024年 CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』優勝


ブリッサ・ヘネシー Brisa Hennessy

Photo: ISA/Pablo Franco

コスタリカ代表
生年月日:1999/9/16(24歳)
身長:162cm
体重:57kg
出身地:コスタリカ/マタパロ

ジャングルで育った子が世界の舞台へ。8歳までコスタリカの海に囲まれた電気もない環境で暮らす。サーフィンスクールを行なっていた両親と一緒に始めて波に乗り、3歳にはサーフィンを始めた。ハワイに移住してから本格的にコンテストを始め、2016年、2017年と2年連続でISAのワールドジュニアU18ガールズの金メダルをハワイ代表として獲得する。その他、『Pan American Games』でも金メダルを獲得している。

2018年にコスタリカ人として初のCT入り、2022年はサンセットビーチで優勝、タヒチで2位とキャリア最高の結果を残し、世界ランク5位となる。
しかし、輝かしいキャリアの裏には多くの苦悩があった。ハワイに引っ越した幼少時代はジャングル生活との違いに衝撃を受け、10代半ばに摂食障害となり、2年間生理が止まったこともあった。2022年から2023年にかけてはうつ病や感染症に悩まれ、脳下垂体の良性の腫瘍も見つかった。半年で約10キロも体重が増え、サーフィンに対するモチベーションが下がり、海から離れた時期もあったそうだ。腫瘍はリスクがある手術を行わず、薬物療法と生活習慣の改善。ヨガなどで回復を目指している。詩を書くこともセラピーとなり、彼女のInstagramでも定期的に読むことができる。

2024年は優勝こそないものの、7戦中5戦でSF以上と好結果を重ね、チョープーでは2位。現在ランキング3位。もし、パリ五輪でメダルを獲得すれば、コスタリカ初の水泳以外のメダル並びに20年以上ぶりのメダルになる。

主な戦歴
2020年QS5,000『Corona Open China』優勝
2021年 CS第3戦『ROXY Pro France』優勝
2022年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝
2022年 CT第10戦『Outerknown Tahiti Pro』2位


テレサ・ボンヴァロ Teresa Bonvalot

Photo: ISA/Sean Evans

ポルトガル代表
生年月日:1999/10/7(24歳)
身長:170cm
体重:52kg
出身地:ポルトガル/カスカイス

東京五輪に続き、2度目の出場。ポルトガルの首都、リスボン近郊のカスカイスで育つ。最初はボディーボードで波に乗り始め、9歳でサーフィンに転向。2012年からポルトガルの国内選手権に出場して2013年、2014年と2連覇を達成。僅か14歳でCTのポルトガル戦にワイルドカードで出場する。以来、5年連続でワールドカード出場を果たす。
2016年、WSLのヨーロッパジュニアタイトルを獲得した初のポルトガル人の女性となり、2017年には防衛に成功。2023年はリプレイスメントでCT開幕戦から3戦連続で出場した。

主な戦歴
2021年 QS3,000『Azores Airlines Pro』優勝
2022年 CS第2戦『GWM Sydney Surf Pro』優勝
2022年 QS3,000『Seat Pro Netanya』優勝
2023年 QS3,000『Rip Curl Pro Anglet』優勝


キャロライン・マークス Caroline Marks

Photo: ISA/Sean Evans

アメリカ代表
生年月日:2002/2/14(22歳)
身長:165cm
体重:58kg
出身地:アメリカ/フロリダ州メルボルンビーチ

2023年のワールドチャンピオン。東京五輪の金メダリスト、カリッサ・ムーアを『WSL Finals』で倒して21歳で初のタイトルを獲得。アメリカ本土の女性としては1997年のリサ・アンダーソン以来。グーフィーフッターでは2005年のチェルシー・ジョージソン(チェルシー・ヘッジ)以来のチャンピオンになった。
2023年はチョープーでも優勝を果たし、パリ五輪でも優勝候補の筆頭と言える。東京五輪では3位決定戦で日本の都筑有夢路に敗れてメダル獲得を逃している。
フロリダから最もハイレベルな地域であるカリフォルニアのサンクレメンテに家族で移住した彼女はNSSA、『Vans US Open Pro』のジュニア、 ISAジュニアとタイトルを総なめして2018年に16歳最年少でCTデビューを果たし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。ワールドチャンピオンになった今、最も欲しいのはオリンピックのメダルだろう。

主な戦歴
2016年『VISSLA ISA World Junior』U-16ガールズ優勝
2019年 CT開幕戦『Boost Mobile Pro Gold Coast』優勝
2019年 CT第9戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』優勝
2021年 CT第3戦『Rip Curl Narrabeen Classic』優勝
2023年 CT第7戦『Surf City El Salvador Pro』優勝
2023年 CT第10戦『SHISEIDO Tahiti Pro』優勝
2024年 CT第7戦『Surf City El Salvador Pro』優勝


ケイトリン・シマーズ Caitlin Simmers

パリ五輪に出場する女子24名の内、CT枠は8名。
2023年のランキングが反映されている。

プラス、今回は2022年WSGの男女別の優勝チームに与えられる追加枠で出場権を得たアメリカのケイトリン・シマーズも一緒に紹介する。

カリッサ・ムーア Carissa Moore

Photo: ISA/Pablo Jimenez

アメリカ代表
生年月日:1992/8/27(31歳)
身長:170cm
体重:70kg
出身地:アメリカ/ハワイ州・オアフ島ホノルル

東京五輪の金メダリスト。
その年のCTで5度目のワールドタイトルを獲得。2022年、2023年と2年連続世界ランク2位とトップに君臨しながらも、2024年の開幕戦を最後にツアーを引退した。その後、タヒチのみパリ五輪のウォームアップとして参加して5位。パリ五輪出場後に競技から離れると宣言している。

彼女の13年間のCTキャリアは記録ずくめで、2010年のルーキーイヤーで3位に入り、ルーキーオブザイヤーを獲得。翌年には18歳で初のワールドタイトルを獲得して当時の最年少記録を更新。120のCTイベントに参加して28回の優勝。5回のワールドタイトル獲得した。

その他にもアロハの精神を体現した非営利団体「ムーア・アロハ・ファンデーション」を設立して次世代の女性サーファーが海でも陸でも、自身と他人に思いやりを持って接することが出来るように支援。
東京五輪のアメリカ代表で事前合宿を行った静波サーフスタジアムのある牧之原市と交流を深め、2022年に来日。コロナ禍で叶わなかった握手やハグを交わし、充実した時間を過ごし、翌年2023年にはオアフ島でミニキャンプを開催して牧之原市の杉本市長と14名の小中学生を招待した。

主な戦歴
2021年 CT第2戦『Rip Curl Newcastle Cup』優勝
2022年 CT第8戦『Oi Rio Pro』優勝
2023年 CT第1戦『Billabong Pro Pipeline』優勝
2023年 CT第5戦『Margaret River Pro』優勝
2023年 CT第6戦『Surf Ranch Pro』優勝


タイラー・ライト Tyler Wright

PHOTO:© WSL/Ed Sloane

オーストラリア代表
生年月日:1994/3/31(30歳)
身長:170cm
体重:68kg
出身地:オーストラリア/NSW州・カルバーラ

オーストラリアのNSW州にある小さな町、カルバーラ出身。アマチュア時代は兄のティム、オーウェン、姉のカービー、弟のマイキー。4人の兄弟姉妹と両親と共にオーストラリア中をコンテストで転戦。父親は熱心なコーチとしても知られていた。のちにタイラーの他、オーウェンとマイキーがCTに入る。兄弟でのCT入りは過去に数例あるが、兄弟姉妹では初。オーウェンは東京五輪で銅メダルを獲得している。

CTでは2008年、14歳の時にワイルドカードで出場したマンリービーチの大会で史上最年少で優勝。2011年、史上最年少の16歳でCT入りを果たし、これまでのウィメンズサーフィンにはなかったパワーサーフィンでカリッサ・ムーア、ステファニー・ギルモアと共にツアーの中心人物になり、2016年、2017年と2年連続でワールドタイトルを獲得した。特に2016年の初のタイトルは兄のオーウェンがパイプラインでワイプアウトした際に外傷性脳損傷となり、競技者だけではなく、人生さえも左右される不透明な時期に手に入れただけに感動的なストーリーとしてオーストラリアのドキュメンタリー番組になった。
2018年、インフルエンザウイルス感染後の後遺症で欠場が続いた後、コロナ禍を挟んで2021年に復帰。復帰後も不安定な状態が続いていたが、2024年シーズン前に酸素不足で半窒息状態になっていることが判明して気道を拡張する手術を受けたと公表した。
私生活ではバイセクシャルであることをカミングアウト。「Black Lives Matter」と書かれたボードで人種差別問題をアピールしたこともあり、名実共に最も影響力のあるアスリートとして世界の舞台で戦い続けている。

主な戦歴
2022年 CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』優勝
2023年 CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』優勝
2021年 CT第1戦『Maui Pro』優勝


モリー・ピックラム Molly Picklum

Photo: ISA/Pablo Franco

オーストラリア代表
生年月日:2002/11/26(21歳)
身長:165cm
体重:62kg
出身地:オーストラリア/NSW州・ゴスフォード

オーストラリアでも質の高いビーチブレイクが点在するNSW州のセントラルコースト出身。3歳でサーフィンを始め、ジュニア時代はナショナルチャンピオン2連覇を果たし、2019年にはWSLのプロジュニアでチャンピオンになる。2020年にはオーストラリアン・サーフィン・ライジング・スター賞を受賞し、サーフィンライフ誌の「最もホットなタレント100人」でジュニア女性1位に選ばれた。

2022年に19歳でCT入りを果たし、ルーキーイヤーはミッドシーズンカットで脱落するが、すぐにCSでリカバリーして2023年は大活躍。サンセットビーチでの優勝を始め、ベルズ、J-Bayで2位になり、世界ランク5位となる。2024年はサンセットビーチで2連覇を達成するなどトップ5入りの可能性が高い。
2022年CTイベントから招待制イベントに変わった新生「パイプマスターズ」こと『Vans Pipe Masters』初代チャンピオンでもあり、チューブの波に強い選手である。

主な戦歴
2022年『Vans Pipe Masters』
2022年 CS第3戦『Ballito Pro』優勝
2023年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝
2024年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝


タティアナ・ウェストン・ウェブ Tatiana Weston Webb

Photo: ISA/Sean Evans

ブラジル代表
生年月日:1996/3/9(28歳)
身長:162cm
体重:58kg
出身地:ブラジル/ポルトアレグレ

東京五輪に続き、2度目の五輪出場。母親はブラジル人で90年代にパイプラインのイベントで優勝した元プロのボディボーダー。父親はイングランド出身。兄の影響で8歳でサーフィンを始め、カウアイ島で育つ。11歳の時、シャークアタックで片腕を失いながらもサーフィンを続けたベサニー・ハミルトンの映画「ソウルサーファー」のスタントに抜擢された。

2013年、2014年とISAのワールドジュニアで2連覇を果たすなどジュニア時代から世界トップレベルで、2015年にCT入り。以来、10年近くタイトル争いを繰り広げ、2021年に世界ランク2位になる。
東京五輪を機にブラジル国籍に変更。東京五輪ではR3で都筑有夢路に敗れ、9位に終わる。パリ五輪の会場、チョープーでは2024年のCTで女性初の10ポイントを出して大きな話題になった。

主な戦歴
2013年『DAKINE ISA World Junior Surfing Championship』U-18優勝
2014年『VISSLA ISA World Junior Surfing Championship』U-18優勝
2016年 CT第6戦『Vans US Open of Surfing』優勝
2021年 CT第4戦『Boost Mobile Margaret River Pro』優勝
2022年 CT第3戦『MEO Pro Portugal』優勝
2022年 CT第9戦『Corona Open J-Bay』優勝
2023年 『Surf City El Salvador ISA World Surfing Games』優勝
2024年 『ISA World Surfing Games』2位


ジョアン・ディファイ Johanne Defay

Photo: ISA/Pablo Franco

フランス代表
生年月日:1993/11/19(30歳)
身長:167cm
体重:61kg
出身地:フランス/レユニオン島

インド洋に浮かぶフランス領の島、レユニオンでサーフィンを始め、10歳でコンテストデビュー。14歳で頭角を現し、フランス代表に選ばれる。翌年には当時の最年少記録でヨーロッパのジュニアチャンピオンに輝く。
一方、QS時代はスポンサーに契約を打ち切られる困難にぶつかったが、家族や東京五輪のフランス代表だったジェレミー・フローレンスにサポートされ、2014年にCT入りを果たす。
ルーキーイヤーから安定したサーフィンで実力を発揮。翌年2015年にはカリフォルニア・ハンティントンビーチでの『Vans US Open of Surfing』で初優勝。
以来、フィジー、ウルワツ、サーフランチ、G-Landと様々なロケーションで優勝。
2023年は怪我でシーズン前半を欠場して復帰後も低迷していたが、2024年は復活。ポルトガルで優勝、ベルズで2位に入り、トップ5入りの可能性も高い。

主な戦歴
2015年 CT第6戦『Vans US Open of Surfing』優勝
2016年 CT第5戦『Fiji Women’s Pro』優勝
2018年 CT第5戦『Uluwatu CT』優勝
2021年 CT第6戦『Jeep Surf Ranch Pro』優勝
2022年 CT第6戦『Roxy Pro G-Land』優勝
2024年 CT第3戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』優勝


ブリッサ・ヘネシー Brisa Hennessy

Photo: ISA/Pablo Franco

コスタリカ代表
生年月日:1999/9/16(24歳)
身長:162cm
体重:57kg
出身地:コスタリカ/マタパロ

ジャングルで育った子が世界の舞台へ。8歳までコスタリカの海に囲まれた電気もない環境で暮らす。サーフィンスクールを行なっていた両親と一緒に始めて波に乗り、3歳にはサーフィンを始めた。ハワイに移住してから本格的にコンテストを始め、2016年、2017年と2年連続でISAのワールドジュニアU18ガールズの金メダルをハワイ代表として獲得する。その他、『Pan American Games』でも金メダルを獲得している。

2018年にコスタリカ人として初のCT入り、2022年はサンセットビーチで優勝、タヒチで2位とキャリア最高の結果を残し、世界ランク5位となる。
しかし、輝かしいキャリアの裏には多くの苦悩があった。ハワイに引っ越した幼少時代はジャングル生活との違いに衝撃を受け、10代半ばに摂食障害となり、2年間生理が止まったこともあった。2022年から2023年にかけてはうつ病や感染症に悩まれ、脳下垂体の良性の腫瘍も見つかった。半年で約10キロも体重が増え、サーフィンに対するモチベーションが下がり、海から離れた時期もあったそうだ。腫瘍はリスクがある手術を行わず、薬物療法と生活習慣の改善。ヨガなどで回復を目指している。詩を書くこともセラピーとなり、彼女のInstagramでも定期的に読むことができる。

2024年は優勝こそないものの、7戦中5戦でSF以上と好結果を重ね、チョープーでは2位。現在ランキング3位。もし、パリ五輪でメダルを獲得すれば、コスタリカ初の水泳以外のメダル並びに20年以上ぶりのメダルになる。

主な戦歴
2020年QS5,000『Corona Open China』優勝
2021年 CS第3戦『ROXY Pro France』優勝
2022年 CT第2戦『Hurley Pro Sunset Beach』優勝
2022年 CT第10戦『Outerknown Tahiti Pro』2位


テレサ・ボンヴァロ Teresa Bonvalot

Photo: ISA/Sean Evans

ポルトガル代表
生年月日:1999/10/7(24歳)
身長:170cm
体重:52kg
出身地:ポルトガル/カスカイス

東京五輪に続き、2度目の出場。ポルトガルの首都、リスボン近郊のカスカイスで育つ。最初はボディーボードで波に乗り始め、9歳でサーフィンに転向。2012年からポルトガルの国内選手権に出場して2013年、2014年と2連覇を達成。僅か14歳でCTのポルトガル戦にワイルドカードで出場する。以来、5年連続でワールドカード出場を果たす。
2016年、WSLのヨーロッパジュニアタイトルを獲得した初のポルトガル人の女性となり、2017年には防衛に成功。2023年はリプレイスメントでCT開幕戦から3戦連続で出場した。

主な戦歴
2021年 QS3,000『Azores Airlines Pro』優勝
2022年 CS第2戦『GWM Sydney Surf Pro』優勝
2022年 QS3,000『Seat Pro Netanya』優勝
2023年 QS3,000『Rip Curl Pro Anglet』優勝


キャロライン・マークス Caroline Marks

Photo: ISA/Sean Evans

アメリカ代表
生年月日:2002/2/14(22歳)
身長:165cm
体重:58kg
出身地:アメリカ/フロリダ州メルボルンビーチ

2023年のワールドチャンピオン。東京五輪の金メダリスト、カリッサ・ムーアを『WSL Finals』で倒して21歳で初のタイトルを獲得。アメリカ本土の女性としては1997年のリサ・アンダーソン以来。グーフィーフッターでは2005年のチェルシー・ジョージソン(チェルシー・ヘッジ)以来のチャンピオンになった。
2023年はチョープーでも優勝を果たし、パリ五輪でも優勝候補の筆頭と言える。東京五輪では3位決定戦で日本の都筑有夢路に敗れてメダル獲得を逃している。
フロリダから最もハイレベルな地域であるカリフォルニアのサンクレメンテに家族で移住した彼女はNSSA、『Vans US Open Pro』のジュニア、 ISAジュニアとタイトルを総なめして2018年に16歳最年少でCTデビューを果たし、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得。ワールドチャンピオンになった今、最も欲しいのはオリンピックのメダルだろう。

主な戦歴
2016年『VISSLA ISA World Junior』U-16ガールズ優勝
2019年 CT開幕戦『Boost Mobile Pro Gold Coast』優勝
2019年 CT第9戦『MEO Rip Curl Pro Portugal』優勝
2021年 CT第3戦『Rip Curl Narrabeen Classic』優勝
2023年 CT第7戦『Surf City El Salvador Pro』優勝
2023年 CT第10戦『SHISEIDO Tahiti Pro』優勝
2024年 CT第7戦『Surf City El Salvador Pro』優勝


ケイトリン・シマーズ Caitlin Simmers

Photo: ISA/Sean Evans

アメリカ代表
生年月日:2005/10/26(18歳)
身長:158cm
体重:52kg
出身地:アメリカ/カリフォルニア州オーシャンサイド

カリフォルニア州オーシャンサイド出身。Z世代のアイコンとも言えるサーファー。ニックネームはケイティ。2021年、ワイルドカードで出場したCS第1戦『US Open of Surfing』で優勝。フランスで3位に入り、16歳にしてクオリファイを果たすが、学業との両立が難しいことを理由に辞退。これは異例中の異例で、過去に例がない。

2023年に正式にクオリファイを果たし、ルーキーで2勝を上げて世界ランク4位になる。2024年はパイプライン、ベルズで優勝。ブラジルで2連覇と圧倒的な成績で現在世界ランク1位。チョープーでも2023年に2位になるなどバレルの波のスキルも高い。
サーファーの弟や周囲のプロなどをサーフィンを撮影して編集することも力を入れており、クリエイターとしても注目されている。
パリ五輪には2022WSGの優勝国に与えられる追加1枠で出場する。

主な戦歴
2021年 CS第1戦『US Open of Surfing』優勝
2022年 CS第1戦Boost Mobile Gold Coast Pro』優勝
2023年 CT第3戦『MEO Rip Curl Portugal Pro』優勝
2023年 CT第8戦『VIVO Rio Pro Pro』優勝
2024年 CT第1戦『Lexus Pipe Pro』優勝
2024年 CT第4戦『Rip Curl Pro Bells Beach』優勝
2024年 CT第8戦『VIVO Rio Pro Pro』優勝

(空海)

引用元
【パリ五輪プロフィール】CT枠女子8名プラス1名

ロングボード 9’5関連NEWS
多数のヴィンテージTシャツが揃う「大Tシャツ展」、ドーバー銀座で開催 – FASHIONSNAP.COM(GoogleNewsより)
多数のヴィンテージTシャツが揃う「大Tシャツ展」、ドーバー銀座で開催  FASHIONSNAP.COM

タイトルとURLをコピーしました