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田岡なつみ&井上鷹がベスト8入り!『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』3日目
PHOTO: © WSL/Tommy Pierucki
オーストラリア・ベルズビーチで開催中のLT第2戦『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』は3日連続で進行。
現地時間9月1日にRound of 16が行われ、ベスト8が決定した。
前日よりサイズアップした公式4-6ftのベルズ・ボウルズ はクリーンだった前日と一転して風の影響が入った難しいコンディション。
この日のWSLのトップニュースは田岡なつみがランキングトップのケリス・カレオパア(HAW)を撃破。
16歳のランデン・スメールス(AUS)がランキングトップのカニエラ・スチュワート(HAW)を倒すなど。
エドゥアルド・デルペーロ(FRA)、カイ・サラス(HAW)、ベン・スキナー(GBR)などベテラン勢の活躍も注目された一日だった。
田岡なつみがケリス・カレオパアを倒す
ウィメンズサイドはホノルア・ブロムフィルド(HAW)、クロエ・カルモン(BRA)などの上位選手が勝ち上がった一方、開幕戦で最下位だった日本の田岡なつみがランキングトップのケリスを相手に6.50とヒートのトップスコアを出し、トータルでは僅差ながら勝利。初日にハイエストスコアを出していた勢いはこの日も続いていた。
「勝てて嬉しいです。ヒート前は緊張したけど、自分に言い聞かせながら落ち着き、思う通りにやることができました。大きなセットを数本逃したけど、一本良い波に乗ることができました。本当に嬉しいです」
田岡なつみはQFでアリス・レモーン(FRA)と対戦する。
その他、オーシャンサイド・ロングボード・サーフィン・クラブのチームメイト同士のアヴァロン・ガル、レイチェル・ティリーの対決はクロスゲームとなり、アヴァロがこのラウンドのハイエス、7.33を出して勝利。2015年のワールドチャンピオンを倒すことに成功した。
16歳がカニエラ・スチュワートを倒す
メンズサイドで一番の番狂わせは、開幕戦で優勝したカニエラを倒した16歳のランデン・スメールス。
序盤はカニエラがリードしたが、ヒートの6.00を出したランデンが逆転。最後には6.03とトップスコアを塗り替えて5ポイント止まりだったカニエラを抑えた。
「現在のナンバーワンを倒し、良いベルズでサーフィンできて本当に嬉しい。難しい波だったけど、やり遂げた。自分の実力を世界に見せつけて、予想を覆したかったんだ」
オーストラリア・クイーンズランドのヌーサ出身のランデンは、ショートボードもロングボードもこなすアップカマー。
数々のナショナルタイトルを獲得するコンペティターでもある。
次のQFではフランスのエドゥアルド・デルペーロと対戦する。
その他、日本の井上鷹がケヴィン・スカヴァーナ(USA)を倒してQFへ。
次は今年4度目のワールドタイトルを狙うテイラー・ジェンセン(USA)とのカード。
トニー・シルヴァニ(USA、カイ・サラス(HAW)、デクラン・ワイトン(AUS)、ベン・スキナー(GBR)がベスト8入りを果たしている。
ネクストコールは現地時間9月2日の朝7時15分(日本時間の同日朝6時15分)、20分後にスタート予定。
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
(黒本人志)
引用元
田岡なつみ&井上鷹がベスト8入り!『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』3日目