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サーフィンを楽しむボード&ギアにはどんなのあって、違いは何? 6つの代表で解説 – OCEANS オーシャンズ(GoogleNewsより)
サーフィンを楽しむボード&ギアにはどんなのあって、違いは何? 6つの代表で解説 OCEANS オーシャンズ
ソレイユ・エリコ&マックス・ウェストンが優勝!吉川広夏が2位!『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』
PHOTO: © WSL/Cait Miers
2023年から始まったベルズでのLTも今年で3年目。
1日だけレイデイがあったものの、クライマックスはロングボードツアーの限界を試すようなビッグウェーブとなり、これぞプロコンテストと呼べる戦いになった。
現地時間9月21日に迎えたファイナルデーは前日に入った西南西ウネリが落ち着き、公式4-6ftレンジ。
風が強く、少しでもバランスを崩すと吹き飛ばされてしまうようなパワフルなベルズで決着がついた。

2位になった吉川広夏

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
連日快進撃を続けていた吉川広夏はファイナルデーも集中力を保ち続け、コミットメントしていた。
ファイナルデー進出は2012年以来、実に13年ぶり。
QFは2015年、2024年のワールドチャンピオン、レイチェル・ティリー(USA)に先行して逃げ切り、SFもアヴァロン・ガル(USA)を抑えて初のファイナル進出を決めた。

PHOTO: © WSL/Ed Sloane

ファイナルの相手はケリス・カレオパア(HAW)とのハイスコア勝負を制したソレイユ・エリコ(USA)
彼女は3xワールドチャンピオンであり、2023年から開始したベルズ戦で2連覇と最強の相手。
SFでは唯一の9ポイントをスコアしていた。
ファイナルはソレイユが8ポイント台2本で主導権を握っていた。
鮮やかな虹が架かる中、吉川広夏は後半にハング10を含めたライディングで6.10、更にクリティカルセクションでの長いノーズライドでインサイドまで繋ぎ、7.60と追い上げたが、ニード9.23と厳しいシチュエーション。
更にソレイユは終盤にファーストセクションでハング5からハング10、ソウルアーチを披露。ターンでインサイドまで繋ぎ、更にハング5と素晴らしいコンビネーションで9.37を出してしまい、トータル18.20とイベントを通してのハイエストヒートスコアで付け入る隙を与えなかった。

それでも2位と大健闘だった吉川広夏に仲の良いフィリピンクルーのメンズがビーチ凱旋をして長い階段を上がっていた。
表彰台では昨年2位に入った田岡なつみの成功のことを聞かれ、「ここに来るのは今回が始めてです。1週間前に着いてから、毎日なつみと一緒に練習しました。この場所に立てて嬉しいです」とコメント。
サイズがあった昨日の波については「私にとってチャレンジングなコンディションでした。でも、多くの友人とボーイフレンドが支えてくれたお陰で頑張れました」と話していた。

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
今回の2位で3位に浮上した吉川広夏はワールドタイトルを決めるエルサルバドルでのタイトルマッチにも出場が確定した。
「本当に嬉しいです。ファイナルに進出して準優勝できたのも初めてですし、さらにエルサルバドルのファイナルにも進出が決まりました。この舞台はずっと夢見てきた場所なので、心の底から幸せを感じています。次のアブダビに向けても、自分のスタイルで全力を尽くします」

ソレイユがベルズで3連覇

PHOTO: © WSL/Cait Miers
ベルズで2023年から3連覇を達成したソレイユ。
キャリア通算6勝の内、半分をベルズで成し遂げた。
2025年は開幕戦の『Lexus US Open of Surfing』で2位、今回の優勝でランキングトップに浮上。
エルサルバドルでのタイトルマッチも3年連続で出場を確定させた。
「また勝てて本当に嬉しい。凄く楽しい時間を過ごせたわ。自分自身を楽しんでいたの。このスポーツが大好き。サーフィンは私の全てであり、人生そのものよ。次世代にインスピレーションを与えたいし、毎年進化して競技を成長させたい。それが私の人生で一番大切なこと。私はこのスポーツに多くを捧げているの。本当に素晴らしい競技で、みんなでできることに感謝している。このツアーに参加できることもありがたいわ」

24歳、マリブをホームとするソレイユは開幕戦で優勝したカイ・エリス・フリント(AUS)と同じCJ.ネルソンのコーチの元で戦っている。
吉川広夏同様、2ヒートを戦ってのファイナルはタフそうな彼女でさえハードだった。
「ヒート前は凄く疲れていたけど、自分に『さあ、やろう。最後まで力を出し切ろう』って言い聞かせたわ。最初の2本のライディングでゾーンに入り、自由に呼吸できるような感覚になった。凄く楽しかったわ。波も本当に良かったし、とてもハッピー。ここに来ると不思議と心が落ち着くの。ベルズのエネルギーはまさに自分のバイブスと合っている。この場所に本当に感謝している。海に『ありがとう、この波をありがとう』とお礼を言いながらサーフしていたわ」

マックス・ウェストンがLT初優勝

PHOTO: © WSL/Cait Miers
メンズサイドはダークホースのマックス・ウェストン(AUS)とケヴィン・スカヴァーナ(USA)がファイナルに残った。
デビルウィンドと呼ばれるサイドショアが吹いた難しいコンディション。
その風を楽しむようにノーズライドとターンを繰り返したマックスが8.50からスタート。更に6.50を出してトータル15.00で序盤からケヴィンにプレッシャーをかけた。
後半までロースコア止まりだったバックハンドのケヴィンはようやく7.07を返し、終盤には6.50と追い上げてきたが、トータル13.57と逆転には至らなかった。
リージョナルでの優勝はあるマックスだが、LTでは初優勝。
表彰台では終始涙目だった。
「まだ実感が湧いていないよ。家族も仲間もみんなここにいて、本当に信じられない気持ちさ。今週は賢くヒートを運んで、自分のやるべきサーフィンができた。良いリズムに乗れたと思う。ヒートを勝ち進んでいくことで自信と勢いを積み重ねられると感じた」


33歳のマックスはNSW州セントラルコースト出身で、現在はメルボルン在住。
普段からヴィクトリアのサーフコーストを中心に波を追いかけており、ベルズでの経験値が今回の快挙を支えた。
博士号を持つ異色の経歴の持ち主でもあり、学問と競技生活を両立している。
「ベルズビーチはみんなにとって特別な場所だと思う。ここに来ればすぐにその繋がりを感じられる。今日は一日中虹が出ていたし、予報通りの素晴らしい波が続いた。本当に特別な場所で特別なイベント。ファイナルは完璧なスタートで、最高だった。ケヴィンの優先権の裏で良い波に乗れたのも大きかったよ。ボードを何度か失って泳ぐ場面もあったけど、それもまた自分を引き締めてくれた。本当に素晴らしいファイナルだった」

キャリアベストに並んだケヴィン

PHOTO: © WSL/Ed Sloane
ツアー歴10年、27歳のケヴィンは2020年のヌーサで3xのジョエル・チューダーとファイナルを争い、2位になった記録に並んだ。
ベルズでは不利とされるバックハンドでスタイリッシュなノーズライドとパワフルなカービングを披露して長年のライバルを倒してのファイナル進出。
QFでは4xのテイラー・ジェンセン(USA)を相手に9.43を含むトータル17.74で勝利。
エドゥアルド・デルペーロ(FRA)とのSFでは9.57のハイエストスコアを含む、トータル17.74と二つのハイスコアゲームを制していた。
「滞在している家の雰囲気も最高だったし、ここでの時間も最高だった。良い流れの中で最後までとても気持ち良くサーフできたよ」


6名のタイトルマッチ進出が決定

2025年のLTはレギュラーシーズン3戦とタイトルマッチで構成される。
レギュラーシーズンは残り1戦。
その前にソレイユ・エリコ(USA)、吉川広夏、アヴァロン・ガル(USA)、メンズはカイ・エリス・フリント(AUS)、マックス・ウェストン(AUS)、テイラー・ジェンセン(USA)と6名のタイトルマッチ進出が決定した。
レギュラーシーズンの最終戦は10月24日〜26日に開催される『Surf Abu Dhabi Longboard Classic』
ケリー・スレーターのウェーブプール「サーフランチ」のテクノロジーを利用したUAEの首都アブダビにある初の商業施設「Surf Abu Dhabi」が舞台になる。
『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』結果
1位 マックス・ウェストン(AUS)
2位 ケヴィン・スカヴァーナ(USA)
3位 デクラン・ワイトン(AUS)、エドゥアルド・デルペーロ(FRA)
5位 ロジェリオ・Jr・エスクイエヴェル(PHL)、カイ・エリス・フリント(AUS)、テイラー・ジェンセン(USA)、カイ・サラス(HAW)
ウィメンズ
1位 ソレイユ・エリコ(USA)
2位 吉川広夏(JPN)
3位 アヴァロン・ガル(USA)、ケリス・カレオパア(HAW)
5位 レイチェル・ティリー(USA)、メイソン・シューマー(USA)、クロエ・カルモン(BRA)、タリー・ホワイト(AUS)
WSL公式サイト
http://www.worldsurfleague.com/
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Men’s Final Results:
1 – Max Weston (AUS) 15.00
2 – Kevin Skvarna (USA) 13.57
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Women’s Final Results:
1 – Soleil Errico (USA) 18.20
2 – Hiroka Yoshikawa (JPN) 13.70
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Men’s Semifinal Results:
HEAT 1: Max Weston (AUS) 14.46 DEF. Declan Wyton (AUS) 13.90
HEAT 2: Kevin Skvarna (USA) 17.74 DEF. Edouard Delpero (FRA) 16.44
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Women’s Semifinal Results:
HEAT 1: Hiroka Yoshikawa (JPN) 13.83 DEF. Avalon Gall (USA) 12.73
HEAT 2: Soleil Errico (USA) 15.44 DEF. Kelis Kaleopaa (HAW) 14.96
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Men’s Quarterfinal Results:
HEAT 1: Max Weston (AUS) 15.96 DEF. Rogelio Jr Esquievel (PHL) 14.50
HEAT 2: Declan Wyton (AUS) 13.16 DEF. Kai Ellice-Flint (AUS) 11.90
HEAT 3: Kevin Skvarna (USA) 17.16 DEF. Taylor Jensen (USA) 16.10
HEAT 4: Edouard Delpero (FRA) 14.53 DEF. Kai Sallas (HAW) 12.30
Bioglan Bells Beach Longboard Classic Women’s Quarterfinal Results:
HEAT 1: Hiroka Yoshikawa (JPN) 13.00 DEF. Rachael Tilly (USA) 12.86
HEAT 2: Avalon Gall (USA) 10.97 DEF. Mason Schremmer (USA) 9.57
HEAT 3: Soleil Errico (USA) 15.83 DEF. Chloe Calmon (BRA) 10.67
HEAT 4: Kelis Kaleopaa (HAW) 15.34 DEF. Tully White (AUS) 13.67
(黒本人志)
引用元
ソレイユ・エリコ&マックス・ウェストンが優勝!吉川広夏が2位!『Bioglan Bells Beach Longboard Classic』