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ブラジルのプライア・デ・イタウナで今年最後から2番目のCTイベントが開催される。CT第8戦VIVOリオ・プロ
プライア・デ・イタウナ、サクアレマ、ブラジル(2024年6月19日水曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)は、2024年6月22日~30日の大会期間で、第8戦「VIVOリオ・プロ Presented by Corona」を開催される。
2024年パリ・オリンピックのための一時中断前の最後のイベントであり、CTのレギュラーシーズン・イベントの最後から2番目のイベントとして、9月のレクサスWSLファイナルズへの出場権に大きな影響を与えるイベントとなる。
2024年CTシーズンも終盤に差し掛かり、ツアーに参加するすべての選手は、8月下旬に開催されるCorona フィジー・プロで今シーズンの最終戦を迎える前に、7月のブレイク前の最後のプッシュをしようとしている。
ブラジリアン・サーフィンのメッカとして知られるプライア・デ・イタウナは、CTがブラジルの地で開催されるにあたり、世界最高峰のアスリートたちを迎えることになる。熱狂的で情熱的なファンで賑わうビーチ、10ポイントライド、そして家族全員が楽しめる1週間のイベントスケジュールで知られるサクアレマは、WSLの観客にとって常にカレンダーに組み込まれている。
プライア・デ・イタウナのメイン・ブレイクは、常にハイライトに値する場所であることを証明してきた。パワフルなライトと長いレフトがあり、どちらもパンチの効いたセクションで締めくくられ、十分なスコアチャンスを与えてくれる。
ケイトリン・シマーズ(USA)とヤゴ・ドラ(BRA)は、2023年大会のディフェンディング・ウィナーとして復帰し、2024年大会でもその成功を繰り返そうとしている。両者ともサーフシティ・エルサルバドル・プロで素晴らしいパフォーマンスを見せた後、ブラジルに乗り込んでくる。
シマーズ(カリフォルニア出身の18歳の天才)はCTランキングのトップに立ち、トップ5のポジションを維持することを目標としている。サクアレマで唯一のCTイベント優勝を飾ったドラは、世界のトップ・サーファーたちがプライア・デ・イタウナに戻ってくる中、ブラジルのファンから万全のサポートを受けていることを自覚している。
レクサスWSLファイナルズに向け、重要なランキング・ポイントを手に入れる
エルサルバドルでのチャンピオンシップ・ツアー第7戦が終了した時点で、ブリサ・ヘネシー(CRI)はブラジルでシマーズが着用するイエローのリーダージャージを失った。この若いカリフォルニア出身の選手は、2024年シーズン中にパイプラインとベルズ・ビーチでの優勝を含む2勝を挙げ、CTに嵐を巻き起こした。
男子では、イエローのリーダージャージは2度のWSLワールド・チャンピオン、ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)が着用している。このハワイアンは、3年以上優勝がないにもかかわらず、サーフシティ・エルサルバドル・プロで大勝利をスコアし、年間を通しての安定感でCTフィールドの先頭を走り続けている。
フローレンスはすでにブラジルで表彰台の頂点に立っており、彼の自由なスタイルとパワフルなフォームはプライア・デ・イタウナのパンチの効いたビーチブレイクと相性が良い。
他にも、3度のWSL世界チャンピオンに輝いたガブリエル・メディーナ(BRA)の名前も忘れてはならない。彼は、CTの様々な場所で成功を収めているにもかかわらず、ブラジルの熱狂的なファンの前での地元での勝利はまだない。
サクアレマを誰よりも知り尽くしているもう一人のサーファーが地元出身のジョアオ・チアンカ(BRA)で、彼は最近エルサルバドルで大会に復帰し、メディーナとのクオーターファイナルで対戦して5位でフィニッシュ。チアンカは今大会のイベント・ワイルドカードに選ばれている。
同時に、モリー・ピックラム(AUS)、ジョアン・ディフェイ(FRA)、そして2023 WSL世界チャンピオンに君臨するキャロライン・マークス(USA)ら強豪サーファーたちは、ランキング・トップ5以内を維持するつもりであり、7月のオリンピックによる活動休止前の足がかりとしてVIVOリオ・プロを利用する。マークスもまた、エルサルバドルでの華々しい勝利の後であり、ブラジルで再び確かな結果を求めている。
ワイルドカードと怪我人リプレイスの発表
VIVOリオ・プロのWSLワイルドカードが決定し、チャンピオンシップ・ツアーではなく、チャレンジャー・シリーズに出場するブラジリアン・サーファーの中で最高ランクのルアナ・シルバ(BRA)とサミュエル・プポ(BRA)が代表となる。
さらに、ブラジルのオリンピック・サーフィン・チームのメンバーであるタイナ・ヒンケル(BRA)とサクアレマ・ローカルで2023年ランキング4位のジョアオ・チアンカ(BRA)にもイベントのワイルドカードが与えられた。
五十嵐カノアはH2、コナー・オレアリーはH1
現在ランキング14位の五十嵐カノアは、男子オープニング・ラウンドの H2でグリフィン・コラピント(USA) とセス・モニーツ(HAW)と対戦。21位のコナー柄沢オレアリーは、H1でイーサン・ユーイング(AUS)と コール・ハウシュマン(USA) と対戦する。がんばれ!日本!
ファーストコールは日本時間6月22日(土)夜19時。
VIVOリオ・プロ Presented by Corona
女子オープニング・ラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:モリー・ピックラム(AUS)対ジョアン・ディフェイ(FRA)対タイラー・ライト(AUS)
HEAT 2:ケイトリン・シマーズ(USA) vs タティアナ・ウェストン-ウェブ(BRA) vs タイナ・ヒンケル(BRA)
HEAT 3: キャロライン・マークス(USA) vs. ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW) vs. ルアナ・シルバ(BRA)
HEAT 4:ブリサ・ヘネシー(CRC) vs. ガブリエラ・ブライアン(HAW) vs. ソイヤー・リンドブラッド(USA)
男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:イーサン・ユーイング(AUS) vs コール・ハウシュマン(USA) vs コナー・オレアリー(JPN)
HEAT 2:グリフィン・コラピント(USA) vs 五十嵐カノア(JPN) vs セス・モニーツ(HAW)
HEAT 3: ジャック・ロビンソン(AUS) vs ライアン・カリナン(AUS) vs サミュエル・プポ(BRA)
HEAT 4:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW) vs ラムジ・ブーキアム(MAR) vs ジョアオ・チアンカ(BRA)
HEAT 5:ジョーディ・スミス(RSA) vs. バロン・マミヤ(HAW) vs. イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
HEAT 6:ガブリエル・メディーナ(BRA)対 和井田リオ(INA)対 レオナルド・フィオラバンティ(ITA)
HEAT 7:イタロ・フェレイラ(BRA) vs クロスビー・コラピント(USA) vs リアム・オブライエン(AUS)
HEAT 8:ヤゴ・ドラ(BRA) vs ジェイク・マーシャル(USA) vs マシュー・マクギリブレー(RSA)
詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。