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野中美波がシングルウェイブの最高得点をマーク。素晴らしいコンディションが続くQS5000 Krui Pro大会4日目

ウジュン・ボカール、クルイ、南スマトラ/インドネシア(2024年5月31日金曜日)-2024年クルイ・プロ・ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイング・シリーズ(QS)5000イベントは、朝からグラッシーな4~5フィートのウジュン・ボカールで今日も開催された。4日目は男子のラウンドオブ96と女子のラウンドオブ64の最初の12ヒートが終了した。

 

 

ヒート3では野中美波(JPN)がシングルウェイブの最高得点をマークした。 小柄な彼女だが、エンドセクションにアタックした後、どうにかバランスを保ち、リカバリーしてスキルと強さを見せた。ジャッジは彼女に7.67(10点満点)を与えた。

 

野中美波 Credit: WSL / Tim Hain

 

「最初の10分間は波に乗れなかったので、すごく緊張しました」と野中は語った。「でも、7ポイントの波をつかんだ後は、リラックスしてリズムに乗れて、また次の波をつかむことができました。もっと波を捕りたかったけど、結果には満足しています」と語った。

 

本日は、男子ラウンドオブ96からは多くの日本選手が登場。

H4野呂海利、鈴木一歩、H5森友二、金沢太規、和氣匠太朗、H6小笠原由織、H8増田来希、H9岡村晃友、H10三輪紘也、H11新井洋人、H13白井翔、H14酒井仙太郎、山中海輝、H15須田喬士郎、萩田泰智。H16堀越類、安室弦が出場。

 

増田来希 Credit: WSL / Tim Hain

 

森友二が5.57 + 4.87で2位通過。トータル3ウェイブの増田来希が5.27 + 4.60でトップ通過を果たした。

 

「波がスローだったので、もっと乗りたかったんですけど、乗れなかったと言うか。待たざるを得なかったと言う感じでした。とりあえずホワイトが乗ったから、これをブロックしようと思って乗りました。そしたら、たまたま波が張って来ましたね。今回が海外のQSでの初のラウンドアップなので、すごく嬉しいです。」

 

昨シーズン後半は怪我のため試合から離れていた新井洋人がH11で、ヒートベストの5.23 をスコアして2位通過。先日パパとなったばかりの新井は、家族が増えて復帰戦を見事勝ち上がった。

 

白井翔

 

H13でも白井翔がラストウェイブで6.90 をスコアして4位から大逆転でトップ通過でラウンドアップ。

「昨日からお腹を壊してて、複雑な気持ちで試合に挑みました。(笑)最後の波は心臓バクバクで、攻めるしかないと思っていたんで、3発目転けちゃったんで、ヤバいなとは思ったんですけど、点が出て良かったです。」

 

H15では須田喬士郎が6.70 と5.17をスコアして、ジョシュ・カーに次いで2位でラウンドアップ。H16では堀越類、安室弦が出場。4位だった堀越たがラストライドで逆転2位で勝ち上がった。

 

脇田紗良  Credit: WSL / Tim Hain
馬庭彩 Credit: WSL / Tim Hain

 

女子QS5000ラウンドオブ64では、H1で脇田紗良が、6.60 と6.07をスコアしてトップ通過。

H2では馬庭彩が2位通過、庄司梨花は敗退、H3で野中美波が7.67 を5.50でバックアップして1位通過、H4では中塩佳那、川瀬心那がワンツーで勝ち上がった。

H8の大村奈央は、好調なサーフィンを見せていたものの最後の最後に逆転されて惜しくも敗退。H9松山黎音とH10清水ひなのは敗退、H12佐藤李は2位で勝ち上がった。

 

明日の大会5日目は、女子QS5000ラウンドオブ64から再開。H13都筑有夢路、鈴木莉珠、H14松田詩野、芳田花瑚、清水ひなた、H15都築虹帆、H16池田美来が登場。

男子QS5000ではトップシードのラウンドオブ64が開始。H2小濃来波、H3鈴木仁、H4安室丈、H6西慶司郎、太田拓杜、森友二、H7岩見天獅、H8増田来希、H9伊東李安琉、H10田中大貴、H12新井洋人、H13矢作紋乃丞、白井翔、H14加藤翔平、金沢呂偉、H16大音凛太、須田喬士郎が登場する。

 

 

 

オフィシャルサイト:

QS5000 & Pro junior Krui Pro

5月28日 – 6月4日 Ujung Bocur, Krui, Indonesia

引用元
野中美波がシングルウェイブの最高得点をマーク。素晴らしいコンディションが続くQS5000 Krui Pro大会4日目

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