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五十嵐カノアがラウンドオブ32を勝ち上がり、ミッドシーズン・カットのクリアが決定。リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ
ベルズ・ビーチ、ビクトリア、オーストラリア(2024年3月30日土曜日)-ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2024チャンピオンシップ・ツアー(CT)第4戦「リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ Presented by Bonsoy」は大会3日目がオン。
コンペティションは、再びベルズ・ビーチに隣接するウインキポップに移り、ウインキは2~3フィートのスーパークリーンな波を提供し、更に好コンディションで試合は開催。
男子ラウンドオブ32の残りのヒート(HEAT 6 – 16)は現地時間の午前8時30分に開始され、男子ラウンドオブ16がその後に行われる予定。女子のクオーターファイナルは行われない。
五十嵐カノア(JPN)がジェイコブ・ウィルコックス(AUS)と対戦。
朝のH8では五十嵐カノア(JPN)がジェイコブ・ウィルコックス(AUS)と対戦。ヒートはスタートから両者とも7点台の好スコアをマークして、激しいバトルが繰り広げられた。カノアがレイバックスラッシュで大きなスプレーを上げ、ジェイコブはバックハンドで大きな弧を描く。
ヒート後半に入りジェイコブが僅かにリードするも、直ぐにカノアが逆転。しかし、残り10分で高速バックハンドでジェイコブが6.57をスコアして逆転。目紛しくトップが入れ替わるシーソーゲームとなる。
ヒート終盤にカノアはニード6.74と追い込まれていた。刻一刻とヒート時間が少なくなっていく中で、カノアは優先権を持ってスコアリング・ポテンシャルのある波を待った。
そして、残り5分で波を掴んだカノアは、大きな弧を描くカービングからのオフザリップをコンビネーション。インサイドまでスピードをつけて行き、最後はエアリバースをメイク。ヒートベストの7.47をスコアして大逆転で勝利を決めた。
世界タイトルを狙う五十嵐カノアは、好調のルーキー、ジェイコブ・ウィルコックスを逆転する圧倒的なパフォーマンスを見せ、このラウンドを勝ち上がった。
この勝利でカノアはシーズン前半の締めくくりとなる 次戦マーガレットリバーの試合の結果を待たずに、ミッドシーズン・カットのクリアが決まった。
毎年CTはシーズンの中盤にミッドシーズン・カットが行われ、男子36名、女子18名が、男子22名、女子10名にカット。これに残ったサーファーは、ツアーの後半戦を戦うのと同時に、来年のCTに自動的にリクオリファイが確定する。
カノアは、ベルズ・ビーチでの初のクオーターファイナル進出を目指し、ラウンドオブ16では大型ルーキーのコール・ハウシュマン(USA)と戦う。
「今日のコンディションは凄く面白い波でしたね。サイズはそれほどではないけど、コンディションはパーフェクトで、その中で自分の良いサーフィンが見せれて良かったです。板も凄く調子が良く、今回はシャープアイのストームズを使っていて、凄く良いリズムなので、次のヒートも頑張ります。」とかノアが語った。
ライブを見る
リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ、 Presented by Bonsoy は、2024チャンピオンシップ・ツアーの次の開催地である。大会は3月26日に開幕し、2024年4月6日に閉幕する。大会の模様は、WorldSurfLeague.com、無料のWSLアプリ、WSLのYouTubeチャンネルでライブ放送される。
https://www.worldsurfleague.com/events/2024/ct/199/rip-curl-pro-bells-beach/main
引用元
五十嵐カノアがラウンドオブ32を勝ち上がり、ミッドシーズン・カットのクリアが決定。リップカール・プロ・ベルズ・ビーチ
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