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大音凛太が悲願のプロ初優勝。中塩佳那はサーフィンを始めた場所で感動の勝利。S.LEAGUE 26-27 ALL JAPAN さわかみ仙台プロ最終日

宮城県仙台新港で開催されたJPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27《S.ONE》ショートボード第2戦 / 《S.TWO》ショートボード第3戦「ALL JAPAN SAWAKAMI SENDAI PRO」は、10月23日(金)に大会最終日を迎えた。

会場は朝から晴れ。風は弱く、波はコシハラと、前日からサイズを落とした。昼過ぎには潮が上げに向かい、風もサイドからオンショア交じりに。
ワイドに崩れる波がある一方、中々、ブレイクしない場面もあり、セットの間隔も長くなる。限られたチャンスをどう見極め、得点へとつなげるか。最終日も波選びが勝負の鍵を握った。
競技は男子ラウンド5から始まり、男子クォーターファイナル、女子セミファイナル、男子セミファイナルへ。女子、男子のファイナルで、全日本のタイトルを争った。


男子セミファイナルのヒート1は、クォーターファイナルを僅差で突破した大音凛太と、今大会で勝負強さを見せてきた石山汰一の対戦。先に仕掛けた石山に対し、大音はじっくり波を選び、3ターンのコンビネーションで6.25を返した。この一本で流れを引き寄せると、バックアップも伸ばして石山を突き放し、決勝へ進んだ。


ヒート2は、スケールの大きなサーフィンで勝ち上がってきた松永健新と、昨年度のグランドチャンピオン、西優司が激突。キレのあるマニューバーを繰り出す松永に、西はスピードと技のバリエーションで応戦。西は難しいセクションでも軸がぶれず、次の動きへつなげていく安定感を見せる。最後まで競り合った一戦は、ここは西が決勝へ。

男子ファイナル:大音凛太 vs 西優司
迎えた男子ファイナルは、予想外の展開となった。大音はオープニングライドから4つのマニューバーを決めて、この日、初のエクセレントとなる8.00をマーク。波のスコアリングポテンシャルを引き出す一本で、いきなり主導権を握った。


3本目にはトップでフィンを抜くリエントリーを決め、インサイドまでさらに2発を入れて4.75。トータル12.75とし、西をコンビネーションに追い込む。続く4本目も縦への鋭いアプローチで、5.75を獲得。合計を13.75に伸ばし、さらに差を広げた。

優先権を持つ西は、逆転のきっかけとなる波を待つ。残り8分30秒、大音は西の横へ移動し、プレッシャーをかける。しかし、その後もポテンシャルあるセットは全く入らず、西はわずか1本のライディングでタイムアップ。ここはチャンスを逃さず着実にスコアを重ねた大音が、最後まで主導権を握り、初優勝を飾った。


女子セミファイナルのヒート1は、中塩佳那と脇田紗良の対戦。中塩は1本目から3ターンのコンボで7.00を出し、先手を取った。その後も波を積極的につかんでバックアップをそろえる中塩。それにに対し、脇田は慎重にチャンスを待つ。
ヒートの半分を過ぎてもノーライドだった脇田は、終盤につかんだ波で3発を入れ、インサイドでもう一度当てて4.90。逆転に必要な得点は6.51となった。しかし、中塩はさらにバックアップを更新し、脇田のニードを6.61へ引き上げる。ここは最後まで流れを渡さず、中塩が決勝進出を決めた。


ヒート2は佐藤李と馬場心。佐藤は序盤はワイプアウトで得点を伸ばせなかったが、3本目にバックサイドでリエントリー1発、インサイドでもう1発を決めて5.00をマークし、リード。
追う馬場は、持ち味のキレを活かしながら、一つひとつのセクションに丁寧に技を入れていく。終了間際にも立て続けに2本をつかみ、ヒートはタイムアップ。その後のスコアコールで逆転が決まり、決勝への切符を手にした。
女子ファイナル:中塩佳那 vs 馬場心



女子ファイナルは中塩と馬場のマッチアップ。波数の少なさを見越してか、中塩は序盤から積極的に動き、1本目に4.50を記録。バックアップもそろえ、試合を先行する。
馬場も3本目に3発入れて4.00を返し、逆転に必要な得点を3.16として後半へ。馬場は5分を切ったところで2発当てて、4.35ポイント。ここで試合をひっくり返し、中塩は追う側に。中塩のニードは3.85。僅差のまま、勝負は終盤へ向かう。
しかし、ここで決めるのが中塩。5本目につかんだ波で2つのマニューバーをまとめ、4.25ポイントを獲得して再逆転。そのままリードを守り切り、負傷を抱えながらも勝負どころでの強さを見せ、優勝をつかんだ。

中塩の強さは波の見極め。乗ったら必ず決める力。そこに中塩の強さがある。馬場も終盤に逆転する粘りを見せ、優勝まであと一歩に迫った。わずかな差で決まったファイナルだったが、馬場もこの競り合いで得た経験は、次の戦いへの糧になるはずだ。
さて、JPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27 の次戦は、11/3-5(予備日)の予定で《S.TWO》ショートボード第4戦、《S.TWO》ロングボード第4戦が千葉県旭市にて「井戸野浜プロアマオープン」が開催される。引き続きS.LEAGUEの動向は下記からチェック!
大会スコアはこちらから。
https://sleague.jp/26-27/s-one-shortboard-2-all-japan-pro/
S.LEAGUE:HP
https://sleague.jp/
JPSA:HP
https://www.jpsa.com/
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JPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27
《S.ONE》ショートボード第2戦/《S.TWO》ショートボード第3戦
「ALL JAPAN SAWAKAMI SENDAI PRO」
日程:10/21-23(予備日24)
場所:宮城県仙台市 仙台新港




男子
優勝:大音凜太 (¥1,200,000+「さわかみ特別賞」¥100,000)
2位:西優司 (¥450,000+「さわかみ特別賞」¥100,000)
3位:石山汰一、松永健新 (¥230,000 +「さわかみ特別賞」¥100,000)
女子
優勝:中塩佳那 (¥450,000 +「さわかみ ブースト賞」¥750,000)
2位:馬場心(¥220,000 +「さわかみ ブースト賞」¥230,000)
3位:脇田紗良、佐藤李(¥120,000 +「さわかみ ブースト賞」¥110,000)
特別賞
UNDOORS株式会社 /「&,」presents「UNDOORS EXCELLENT RIDE AWARD」
大会期間中の8.00点以上のエクセレントライドを対象に、8.00〜9.99点には1本につき1万円、パーフェクト10には1本につき10万円を贈呈。
※ 副賞として、宮崎県産松山牛1万円分を贈呈。

R-4 H-4 鈴木仁 8.00
R-5 H-1 中塩佳那 8.00
Final 大音凛太 8.00
asovina inc. / DELI GRAPHICS, D-FACTORY presents「CROSS MATCH AWARD」
1対1のヒートで、両選手の合計得点が21.00点以上、得点差が2.00点以内となった接戦。※ 両選手にそれぞれ5万円を贈呈。

Mens QF H-1 田中大貴 10.65 :大音凛太 11.75
プレゼンター
さわかみグループ代表 澤上龍 氏
ディーツフードプランニング 専務取締役 安部克彦 氏
株式会社横浜ビール 代表取締役 高橋智己氏
UNDOORS株式会社 代表取締役 松藤大治氏
大会終了後は、スタッフ、選手、来場者が一緒にビーチクリーン。元々、ごみの少ない綺麗なビーチだが、お世話になったビーチに感謝を込めて、ごみを拾い集めた。
西優司の試合を支えたのは、兄の修司と慶司郎。アドバイスを送りながら弟の戦いをバックアップ。
会場には、なんとマイケル・フェブラリーが来場。チャネルアイランズサーフボードのプロモーションで来日中。通訳は田嶋鉄兵プロ。


女子優勝:中塩佳那
「オンショアになっちゃって、波も選ぶのも凄く難しく、乗るのも難しかったんですけど、ちゃんとその中でいいライディングというか、点数なるライディングができて最後の最後にちゃんと逆転できたので良かったなって思います。 」と中塩が語った。

「バックサイドの4点で逆転したライディングが自分の中で手応がなかったので、でもニード3.8ならレギュラーが来てたので、それ以上は出さないといけないなと思って乗りました。
最近はCSなど世界で活躍する中塩佳那。何か心境の変化があったのかという質問に対し中塩が答えた。
「心境の変化は、とにかく自分のサーフィンに自信を持って試合に臨むことを大切にしてて、それがインターナショナル 6000 のポルトガルで3位になったのがすごいデカくて。 そこから自分のサーフィンに自信がついて、ブラジル CS で5位、ポルトガルで 9位となれたので、本当に自分に自信持ってやることが大切なんだなって思います。
この仙台の新港でのサーフィンに関しては「自分この仙台新港でサーフィン始めたので、その場所でプロとして優勝できたのはすごい嬉しいです。
いつも応援ありがとうございます。 本当にこの結果をいい流れにして、来週の QS 2000 の御前崎から、 日本代表で出場するペルーの ISAと続くので、自信持ってこれからも頑張りたいと思うので、応援よろしくお願いします。


男子:大音凛太、悲願のプロ初優勝
「いや、最高です。今大会通してずっと集中して試合挑めてたと思いますし、ファイナルはちょっと集中しすぎてあんま覚えてないんですけど、まあ楽しかったっていう気持ちは覚えてます。
西優司とファイナについて
「優司(西)とは同い年で、もう戦ってきて十何年になるんですけど、ほんと彼もすごいトップサーファーで、あのような動きするだろうなとも思ったんですけど、作戦というか、本当流れがうまくはまっただけで、ちょっと運がこっち向いてたなっていうだけかなと思います。 」


仙台について
やっぱりアマチュアの頃から来ていた場所で、波が凄く良くて、駐車場も広いですし、海も広いですし、ご飯も美味しいですし、もう僕ほんと好きなところだったんで、そんなところで優勝できて本当に嬉しいです。
ほんと皆さん応援してくださってありがとうございます。 スポンサー様、家族、ベルズジムの鈴木先生、もう他にもいろんな方、もう名前挙げきれないんですけど、ほんと皆さん本当にありがとうございます。
これからも頑張るので、応援よろしくお願いします。 ありがとうございます。
引用元
大音凛太が悲願のプロ初優勝。中塩佳那はサーフィンを始めた場所で感動の勝利。S.LEAGUE 26-27 ALL JAPAN さわかみ仙台プロ最終日


