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五十嵐カノア、イーサン・ユーイングとの激戦を制しベスト8進出!「自分自身にチャンスを与えたい」レクサス・トレッスルズ・プロ4日

ローワー・トレッスルズ、サンクレメンテ、カリフォルニア州、USA(2026年9月17日(木)) – 2026年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第9戦であるレクサス・トレッスルズ・プロは、ローワー・トレッスルズで、ソリッドな4~5フィートのクリーンな朝のコンディションで再開。
男子ラウンド2のH12から試合が再開され、その後すぐに男子ラウンド3、続いて女子ラウンド2へと移行。トップシード選手たちがローワーズでの初戦に臨む。この日はオーバーラップフォーマットが採用され、各ヒートは48分間で行われる。
昨日ハイパフォーマンスの連続でエクセレント・スコアを揃えて勝ち上がった日本の五十嵐カノアは、オーストラリアの強豪、イーサン・ユーイングと対戦。激しいデッドヒートを繰り広げ、カノアはエアリバースを決めるなどして7.67を6.00でバックアップしてイーサンを抑えて、クオーターファイナルへ勝ち上がった。

過去の敗戦ではなく「勝ったときの感覚」を思い出す
カノアとユーイングはこれまでもCTで何度も対戦してきた。直近の対戦はブラジルで行われたラウンドで、そのときはユーイングが勝利。今回のヒートでは、そうした過去の対戦が頭をよぎったのだろうか。
カノアの答えは明快だった。

「時々そういうこともあります。でも、僕たちはこれまで何度も対戦しているので。今回、僕が考えていたのは、ブラジルで彼に負けたときのことではなく、数年前にベルズで彼に勝ったときのことでした」
過去の敗戦を引きずるのではなく、自分が良いリズムに入っていたときの記憶を呼び起こす。
「ベルズで彼と対戦したヒートでは、常にプレッシャーをかけていたことを覚えています。それが本当に良かったのかは分からないけど、そのときはうまくいった。だから今回は、プレッシャーをかけて、乗る波一つひとつをしっかりしたものにしようと思いました」
序盤はプライオリティのない状態で多くの波が入る展開となったが、プライオリティが設定されてからは海のリズムも変化。カノアは状況を見極めながら、着実にスコアを積み上げていった。

「自分自身にチャンスを与えたい」
今大会ここまでのカノアは、非常に安定したパフォーマンスを披露している。前日のラウンド2では17.00ポイントというハイエストヒートスコアを記録し、この日もユーイングを破ってベスト8入り。
シーズン終盤に入り、ここまでカノアを突き動かしているものは何なのか。
「ただ、少しでも差を縮めたいんです」
現在トップ10圏内につけていることを喜びつつ、シーズン終盤に控える大会を見据えているという。
「この位置にいられることには満足しています。シーズン後半に向けてトップ10にいる。そして、これからのイベントも大好きな場所ばかりです。だから、自分自身にチャンスを与えたい」
そして、その先に見据えているのがシーズン最終戦となるパイプラインだ。
「パイプに入って、もしかしたら外側から見ているような状況かもしれない。でも、1.5倍のポイントがかかるので、その争いの中にいたい。それが今のモチベーションです」
「トレッスルズだから楽しめる」

そしてカノアにとって、今回のトレッスルズは特別な場所でもある。
「ここは自分が大好きな波で、育った場所でもあります。だから、楽しむことはすごく簡単なんです」
CTには、波や環境への慣れという意味で、必ずしも自分の力を発揮しやすい場所ばかりではない。だからこそ、自分がよく知る波で戦えることを楽しみながら、一戦一戦に集中している。
ホームともいえるローワー・トレッスルズで、連日の勝利を重ねた五十嵐カノア。
クロスビー・コラピント、イーサン・ユーイングという強豪を相手に勝ち上がり、いよいよクォーターファイナルへ。QFH2でマルコ・ミニョ(FRA)と対戦する。昨年はこの場所で準優勝したカノアは、シーズン終盤の重要な局面で、さらに上を目指す。

ライブ配信
2026年WSLチャンピオンシップツアー(CT)の第9戦「レクサス・トレッスルズ・プロ」は、2026年9月11日から20日まで開催される。大会の模様は、WorldSurfLeague.comおよび無料のWSLアプリでライブ配信される。
引用元
五十嵐カノア、イーサン・ユーイングとの激戦を制しベスト8進出!「自分自身にチャンスを与えたい」レクサス・トレッスルズ・プロ4日

