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山本璃々、石田海夏、佐藤賴斗の3選手がラウンドアップ。エルサルバドルで開催中のISA世界ジュニア選手権大会4日目リポート。

サーフシティ・エルサルバドル – 2026年9月8日

2026年サーフシティ・エルサルバドルISAワールドジュニア・チャンピオンシップ(WJSC)の大会4日目は、3~4フィートの波の中で、競争が激化する中、またしてもエキサイティングな1日となった。

 

大会のリパチャージの残りのヒートが終了した後、U-16女子とU-18男子のラウンド2が、それぞれラ・ボカーナとエル・スンザルの2つのポディウムで始まった。

 

 

常連の金メダル候補であるUSA、ハワイ、日本の3チームは、それぞれ最初の選手を1人失ったが、残りの有力なトップランナーたちは今のところ全員無傷のままである。

 

 

ベンジャミン・マガリャエス(ポルトガル代表)。写真提供:ISA / ジャーソン・バルボザ

 

 

ベンジャミン・マガリャエスとジェイミー・ベセルコが、ポルトガルのWJSC初チームメダル獲得に向け躍進

 

ワールド・サーフィン・ゲームズでは複数のメダルを獲得しているものの、WJSCではまだその成功に追いつけていない国がポルトガルだ。

 

ポルトガルチームは、本日出場した6人のサーファーのうち5人をラウンド3へ進出させた。ベンジャミン・マガリャエス(POR)とジェイミー・ベセルコ(POR)の際立った活躍を筆頭に、U-18男子ではマヌエル・クート(POR)もプログレッションし、U-16女子ではスリ・ロドリゲス(POR)とメル・カンホト(POR)もプログレッションした。

 

 

WJSC初出場のマガリャエスは、この日最初の「エクセレントスコア」となる8.33を記録した。一方、4大会連続出場のベテランであるベセルコは、このラウンドで最高のHEAT合計スコア15.67をマークしてこの日を締めくくった。

 

マガリャエスは、最初の波で力強いラップを連発し、ビーチまでチャンスが続き、高得点を獲得した。17歳の彼は、チームを初のWJSCメダル獲得へと導く手助けができるかもしれないという見通しに胸を躍らせている。

 

「あの波は本当に素晴らしかったです。波が求めていることを実行したら、スコアがついてきました。最高でした。これは今までで最高の気分だと思います」とマガリャエスは語った。

 

「世界中から集まった最高のサーファーたちに囲まれ、すべてを楽しめているのは素晴らしいことです。ポルトガル代表チームは本当に団結していて、互いに支え合い、お互いのために最善を尽くそうとしています。やる気が湧いてきました。今年は(チームとして)メダルを獲得したいです。さあ、やりましょう。」

 

 

チアゴ・パッセリ(アルゼンチン代表)。写真提供:ISA / ジャーソン・バルボザ

 

 

U-16で2度のメダル獲得者、チアゴ・パッセリがU-18でも好調なスタートを続ける

 

 

チアゴ・パッセリ(アルゼンチン)は、U-16で4度出場し、2年連続で銅メダルと銀メダルを勝ち取った後、今回初めてU-18男子部門に参戦した。

 

初日のラ・ボカナでのソリッドなヒート勝利に続き、今日は男子部門で大会最高となるシングルウェイブ・スコア8.67を記録した。エル・スンザルの長いウォールを猛烈な勢いで攻め込み、その成熟した力強いスタイルを披露したのだ。

 

マイケル・モンテイロ(イタリア)のバックハンドによる猛攻でイタリア選手がリードを保ち、パッセリは追い込まれた状況に置かれたが、忍耐強く待ち続け、圧倒的な勝利を勝ち取るための絶好の波を見極めた。このアプローチは、彼がこの大会に抱く姿勢そのものだ。

 

「エクセレントスコアを出せるのはいつだって最高の気分ですが、エルサルバドルでのHEATを勝ち抜くのは、この風の強さと波の乱れを考えると非常に難しいので、いつも特別な気分になります。ここエルサルバドルでは、他のどの場所よりも少し特別な感じがします」とパッセリは語った。

 

「今のところ、金メダルを目標にしているわけではありません。ただ海に出て、ベストを尽くし、最高のサーフィンを披露することだけを考えています。もし良い波をキャッチできれば、優勝に近づけると思います。遅かれ早かれ達成できると信じています。それは時間の問題です。

 

ここに来られて本当に嬉しいです。素晴らしい大会ですし、サーファーたちが普段慣れている大会とは全く異なります。チーム全員と一緒にここにいることが、ただただ最高です」

 

 

タリア・テブ、オーストラリア代表。写真提供:ISA / ショーン・エヴァンス

 

 

U-16女子、チーム同士の対戦は異なる結果

 

タヒチのミリアニ・サイモン(TAH)とタキヘイ・エラコット(TAH)Credit: ISA / Sean Evans

 

同じチームの2選手が対戦した重要なU-16女子の3つのHEATは、それぞれ異なる結果となった。タヒチのミリアニ・サイモン(TAH)とタキヘイ・エラコット(TAH)は共に勝ち進んだ一方、 ハワイのゾーイ・カイナ(HAW)とエリアムナ・グラブス(HAW)は勝ち残りと敗退に分かれ、オランダのエマ・ファン・デル・ハルス(NED)とノラ・ファン・エグモンド(NED)は二人とも敗退した。

 

サイモンはU-16女子部門でこの日最高のパフォーマンスを見せ、見事に決めた重要な2ターン・コンボで7.17を獲得した。このハイスコアにより、15歳の彼女はヒートをソリッドにコントロールし、チームメイトのエラコットのプライオリティ確保にも貢献した。

 

 

「チームには友達ばかりなので、一緒にいられると本当に良い雰囲気です」とエラコットは語った。「私たちは毎日お互いを支え合い、ビーチにいる全員のためにここにいます。いつでもチームとして協力し合っています。海の中では競技ですが、その裏ではやはりチームです。彼女と一緒にHEATを勝ち抜けたことが、とても嬉しくて興奮しています。」

 

 

アマリ・ムーア(プエルトリコ代表)。写真提供:ISA / ショーン・エヴァンス

 

 

極めて難しいコンディションの中、ハワイチームのカイナとグラブスの異なる戦略は正反対の結果をもたらした。2025年U-16女子銅メダリストのカイナは、積極的に動き続けてヒート勝利を収めた一方、グラブスの忍耐は、本来なら容易に達成できたはずの1.30というスコアを完全に逃す結果に終わった。

 

オープニングHEATで今大会最高タイのスコアを記録していたグラブスにとって、2本目の波での転倒が唯一の敗因だったと考えられるだけに、この結果はなおさら胸が痛むものだった。

 

「ペルーでは本当に楽しい時間を過ごせましたが、ここでもファイナル進出を目指しています。それが目標です」とカイナは語った。

 

「海のコンディションは本当にトリッキーでした。私の戦略は、どんな波でも素早くスタートを切り、スコアを上げていくことでプレッシャーを和らげることだけでした。

 

終盤はちょっと変な感じで、どうすればいいかよくわからなかったんです。スコアは本当に低かったのですが、同時に、エリ[エリアムナ・グラブス]のためにグリーンゾーンを空けておこうともしていました。なんとか勝ち進めてよかったです。」

 

 

がんばれ波乗りジャパン!

 

山本璃々  Credit: ISA / Sean Evans

 

女子U-16ラウンド2 H-3   山本 璃々

 

ラ・ボカナはセットで頭前後。午後は波のチョイスが勝敗を大きく左右するコンディションへと変化した。

山本 璃々はライトの波に狙いを定め、ヒートのベストライドとなる一本を披露。バックハンドで5.60をスコア。

らに最後にレフトの波をつかむと、フォアハンドでビッグなワンターンを決めて、4.43をスコアし2位で勝ち上がり、ラウンド3進出を決めた。

 

ラウンド2 H-11 石田 海夏

「ハードなコンディションだったんですけど、すごく良い波でした。1回目も2回目もハイスコアを出せてすごく嬉しいです。」と石田海夏が答えた
石田海夏

 

スタートからライトの波を見つけて、バックハンドで3.17をスコア。中盤には6.17をマーク。オンショアの影響で難しくなったコンディションでも慌てることなく、スコアにつながる波を見つけ出し1位でラウンドアップを決めた。

 

ラウンド2 H-19    馬場 心

 

馬場は開始早々にレフトの波をつかんだものの、波の動きにターンを合わせ切れず、スコアに繋げることができない。

 

中盤にもバックハンドでチャージを見せるも逆転できず。最後まで自分のサーフィンを見せられないまま、ニード2.98を出せずに4位で敗退。勝てるヒートだっただけに悔しい敗退となった。

 

男子U-18ラウンド2 H-9 佐藤 賴斗

佐藤 賴斗 Credit: ISA / Jersson Barboza

 

会場のエル・スンザルは、前日までと比べてサイズダウンしたものの、胸から頭のグッドコンディションを維持。

R2のヒート9の佐藤賴斗はスタートから、インサイドに繋がる良いライトブレイクを掴み、キレのあるバックハンドで6.67をスコア。バックアップ3.50を揃えてヒートをリードする。

最後はバックアップを5.23まで上げて危なげないヒート展開で見事ラウンド3へ勝ち進んだ。

 

ここからはリパチャージのない負けたら終わりのサドンデス。さらなる活躍に期待したい。がんばれ!日本!

 

大会は明日、9月9日(水)午前7時(CST)から、ラ・ボカナでのU-16女子ラウンド2の残りのHEATと、エル・スンザルでのU-18男子ラウンド2のHEATが行われる。

 

 

9月9日(水) DAY-5 スケジュール

会場:ラ・ボカナ

GIRLS U-16(R-2 H-22~24)

BOYS U-16(R-2 H-1~24)

R-2

H-3 髙井 悠二朗(08:40AM / 日本時間 23:40)

H-6 和氣 堆人(09:40AM / 日本時間 24:40)

H-22  松野 太郎(03:00PM / 日本時間 06:00)

会場:エル・スンザル 

BOYS U-18(R-2 H-12~27)

R-2 

H-18  足立 海世(09:00AM / 日本時間 24:00)

H-21  髙井 汰朗(10:00AM / 日本時間 01:00)

GIRLS U-18(R-2 H-1~11)

R-2

H-4  高橋 花音(01:20PM / 日本時間 04:20)

H-5  石井 有沙(01:40PM / 日本時間 04:40)

H-6  窪田 怜(02:00PM / 日本時間 05:00) 

※今大会はリパチャージ(敗者復活戦)はR-1のみ。その後はノックアウト方式で勝敗が決まる。

※ エルサルバドルとの時差は15時間。エルサルバドルの朝7時は日本時間で22時。

※ 大会ライブはこちら:https://isasurf.org/event/2026-isa-world-junior-surfing-championship/

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日本代表選手:

U18 Boys

足立 海世(あだち かいせい)

髙井 汰朗(たかい たろう)

佐藤 賴斗(さとう らいと)

U18 Girls

窪田 怜(くぼた れい)

石井 有沙(いしい ありさ)

高橋 花音(たかはし かのん)

U16 Boys

和氣 堆人(わけ たいと)

松野 太郎(まつの たろう)

髙井 悠二朗(たかい ゆうじろう)

U16 Girls

馬場 心(ばば こころ)

石田 海夏(いしだ みなつ)

山本 璃々(やまもと りり)

スタッフ:

ディレクター:大石純也

コーチ:河村海沙、田嶋鉄兵

カメラマン:緒形清、難波聖

トレーナー:前原優湖

栄養士:近藤知佳

マネージャー:高橋みなと

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●大会名称 :2026 ISA World Junior Surfing Championship(WJSC)
●開催期間 :2026年9月4日(金)~13日(日)
●開催地. :エルサルバドル / エル・スンザル 、ラ・ボカナ
●主催  :International Surfing Association
●出場選手 : U-18 MEN 3名、WOMEN 3名 / U-16 MEN 3名、WOMEN 3名

●ISA大会HP:https://isasurf.org/event/2026-isa-world-junior-surfing-championship/

引用元
山本璃々、石田海夏、佐藤賴斗の3選手がラウンドアップ。エルサルバドルで開催中のISA世界ジュニア選手権大会4日目リポート。

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