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パラサーフィンフェスタを開催したい IN 静波サーフスタジアム – CAMPFIRE (キャンプファイヤー)（GoogleNewsより）
パラサーフィンフェスタを開催したい IN 静波サーフスタジアム CAMPFIRE (キャンプファイヤー)

松岡亜音、中塩佳那、鈴木莉珠の3名がベスト4進出。WSL-QS6000『BILLABONG TAHARA PRO』大会5日目ハイライトリポート。

WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」は、愛知県田原市赤羽根町・大石海岸（ロングビーチ）で開催中。大会は今日でDAY-5を迎えた。

昨日は朝からオンホールドが続いた影響でスケジュールが逼迫。そのため今朝は5時45分ファーストコール、6時スタートという早朝からの試合開始となった。

進行は男子ラウンドオブ64（ヒート15、16）から始まり、男子ラウンドオブ32、女子ラウンドオブ16、男子ラウンドオブ16、女子クォーターファイナル、男子クォーターファイナルと続き、計26ヒートを消化。男女ともベスト4が出揃った。

天候は曇り、波のサイズはコシハラでセットでムネ。朝は潮が多く割れづらいダラついたブレイク。

潮が引くにつれて流れが強まり、さらにサイドオンの風が吹き込み面は乱れ、ジャンクな状況に。波の見極めが難しく、選手たちはパドルを続けながら、チャンスを探る展開となった。結果、波の選択とポジション取りに優れた選手が勝ち上がる一日となった。

女子は松岡亜音、鈴木莉珠、中塩佳那の日本勢3名と、オーストラリアのKeira Buckpittがセミファイナル進出。今大会で順調な仕上がりを見せている日本人３選手にオーストラリアのKeira Buckpittらは、スピードと技のキレを魅せて、明日の最終日に進出。

池田美来、野中美波は惜しくも波の選択で差が出て敗退。地元の都築虹帆は終盤にローカルナレッジを活かして一度は逆転したものの、ラストに再びひっくり返され、ラウンドオブ16で姿を消す悔しい結果となった。

男子はTaj Stokes（AUS）、Alister Reginato（AUS）、Lennix Smith（AUS）、Caleb Tancred（AUS）のオーストラリア勢がベスト4を独占。あらゆるコンディションにも対応できる力を示した形となった。

日本勢は小林桂、加藤翔平、大音凛太がクォーターファイナルに進出したものの、惜しくもここで敗退。いずれも勝機をつかむ場面はあっただけに、悔やまれる結果となった。

波を見極める力は十分に示したが、状況に応じて戦略を切り替える柔軟さがあれば、展開は変わっていたかもしれない。勝負を分けたのは、流れの中でどれだけリスクを背負って攻め切れたか。その差が評価を分けた。次戦での巻き返しに期待したい。

今日の結果でアジアランキングは、男子の上位陣は最終日まで残った選手がいなくなる一方、女子は1位の松岡亜音、2位の鈴木莉珠、3位の中塩佳那が勝ち残り。松岡と中塩はまだ規定の5試合を消化していないため、今回の獲得ポイントがそのまま加算される形となり、有利に働きそうだ。

明日のDAY-5は大会最終日。6:30AMにファーストコール、7:00に試合開始予定。女子のセミファイナル、男子のセミファイナル、女子ファイナル、男子ファイナルの進行となっている。いよいよ栄冠の行方が決まる。

小林桂は撮影に応じると、ゼッケンをめくり、日本国旗がプリントされたデザインを見せてくれた。

Jay Occhilupoは得意のエアーを決めたものの、わずかに届かず逆転ならず。父オッキーとの会話からは悔しさがにじみ出ていた。

ステージでは、プアナナラ田原によるフラダンスも披露された。

午後にはボードライダーズ・エキシビジョンが行われ、ビラボンからサーフィン界のレジェンドであるオッキーことマーク・オクルーポ、安室丈、岡野漣。クイックシルバーから日本が世界に誇るサーフスター五十嵐カノア、伊東李安琉、上山キアヌ久里朱が登場。

今大会もサーフィン日本代表「波乗りジャパン」を応援する蝶理株式会社による「ビーチクリーンプロジェクト」が行われた。

駐車場
※期間中は矢印のように一方通行となりますのでご注意ください。
※交通規制は大会期間中のみ実施となります。

［大会期間中］赤羽根市民センター駐車場（最大３００台程度）
［※土日のみ］田原市給食センター駐車場（約６０台）
［大会期間中］海岸西駐車場（約６０台）
※駐車場では係員の指示・誘導に従ってください。
※駐車場からは会場まで徒歩でご移動ください。