商品名:FCS CLASSIC BOARD COVER ALL PURPOSE 6’3/エフシーエス クラシック ボードカバー オールパーパス ボードケース ハードケース サーフボード サーフィン
ショップ:ボードショップ BREAKOUT
詳細:FCS CLASSIC BOARD COVER ALL PURPOSE 6’3/エフシーエス クラシック ボードカバー オールパーパス モデル CLASSIC BOARD COVER ALL PURPOSE サイズ Cover Size:6’3 Max Board Width: 21 3/7″(56
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岡野予報士のウラナミ『バリ島でハードケースを作ってきました』 波伝説 サーフィン波情報
中塩佳那とケイレブ・タンクレッドがWSL-QS6000『BILLABONG TAHARA PRO』で優勝。中塩佳那はアジアQSランキングトップに
2025年9月21日(日)愛知県田原市赤羽根町大石海岸(ロングビーチ)で開催された WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」は、9月21日に最終日を迎えた。
会場は曇りから晴れへ。風はオンからサイドオフに変わり、波はコシでセットでハラと昨日よりサイズダウン。今日は大潮で朝イチが満潮で昼にかけて引く潮回り。
試合のスケジュールは女子セミファイナル、男子セミファイナル、女子ファイナル、男子ファイナルの順で進行。セミファイナルは1ヒート30分、ファイナルは1ヒート35分で行うとアナウンスされた。


女子の試合から。セミファイナルの第1ヒートは松岡亜音と鈴木莉珠。先手は松岡が3.50ポイント、鈴木もすぐに4.00ポイントを出して応戦。セットが少なく張る波も乏しい中、僅差で鈴木がリードを保った。
松岡はポジションを変えて右へ移動するも、決定的な波をつかめず左の岩場に戻る展開。試合残り5分、鈴木が優先権を使って乗った波で4.57をマークし、バックアップを更新。そのまま逃げ切ってファイナル進出を決めた。


第2ヒートは中塩佳那とオーストラリアのKeira Buckpitt。中塩は地元日本での戦いということもあり、落ち着いた試合運び。コンパクトな演技でポイントを積み重ね、3本目に4.00を出して主導権を握った。
Keiraは右へ移動してライトの波を狙うも、ワイドで早く崩れる波に阻まれ3点台止まり。この差が決め手となり、中塩が決勝へ進んだ。

女子決勝は鈴木莉珠と中塩佳那。鈴木は直近の御前崎プロで準優勝し、勢いを増している。一方、中塩はJPSAグランドチャンピオンの実績を持つ強者。先攻は中塩で、序盤に2.50、3.00を揃える。鈴木は右の波を攻めるもスコアが伸びず、3本目で3.17を出して反撃態勢に。

さらにサイズのある波でリエントリーを決め、4.20で逆転。しかし中塩も鋭いリエントリーで4.33を叩き出し、再びリードを奪う。鈴木はニード3.64の状況でレフトを攻め、スムーズな2発を決めるも3.13で逆転ならず。そのまま試合終了、中塩佳那が優勝を飾った。

準優勝の壁を今回も越えることはできなかった鈴木莉珠。しかし、この1ヶ月間(御前崎、田原)で試合を重ねるごとに確実に成長を遂げている。
その内容には自信に裏打ちされた進化がはっきりと表れていた。今回の敗戦は悔しい結果となったが、次戦以降に向けて重要な一歩となるはずだ。次こそは優勝を狙い、さらなる高みを目指してほしい。


男子は全員オーストラリア勢。セミファイナル第1ヒートはTaj StokesとAlister Reginato。女子が戦っていた左側を見切り、正面に移動したAlisterが序盤から波に乗って主導権を握る。Tajは12分待って攻勢に出るも、当てるところを探して走り過ぎて、スコアは伸びず。Alisterがそのまま決勝へ駒を進めた。


第2ヒートはLennix SmithとCaleb Tancred。ここはCalebの独壇場。コンパクトかつ正確な演技で得点を積み重ねる一方、Lennixは右に大きく移動するも有効な波をつかめず。Calebが完勝し、決勝進出を決めた。


男子決勝はAlister ReginatoとCaleb Tancred。セミでは波を乗りまくった2人だが、潮が引き会場正面は厳しい状況となり、左の岩場へポジショニングを移す。Alisterは手数を重ね、張る波には果敢にアタックしてポイントを獲得。
一方のCalebは波を厳選する戦略。ニード4.27の場面で右のライトへ移動し、2発の演技で4.43を出して逆転。これにAlisterも右へ動き、残り10分でニード3.77の状況。ライトの波でパワフルなストレートアップを決め、4.63で再逆転。
残り2分、今度はCalebがプライオリティを持ちレフトの波を選択。レールワークを効かせつつ1発、後半はノートリムの2発を入れ、5.17で再々逆転。このシーソーゲームを制し、優勝はCaleb Tancredに輝いた。
大会HP
https://taharapro.jp/information
WSL HP
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/428/billabong-tahara-pro/main
中塩がボンソイ・アジア・スーパーシリーズランキング1位に躍り出た。

ファイナルは中塩佳那と鈴木莉珠が対戦。両選手とも序盤にローミドルレンジのスコアを記録。波が弱まる中で合計スコアを固めた中塩はヒートの半分以上をリードを守り続けた。
最終的に2ウェイブ・トータル7.83(満点20点)で勝利を収めた。今回の優勝で中塩はボンソイ・アジア・スーパーシリーズランキングナンバー1に躍り出た。
「今大会はライトの波が速すぎたため、ずっとレフトを攻めていました」と中塩が語った。「決勝ではどうしてもライトの波に乗りたかったので、それが実現できて良かったです。今回は虹帆選手(都築)や莉珠選手(鈴木)と対戦できて素晴らしい経験でした。
しばらく良い結果が出ていませんでしたが、ついにQS6000で優勝できました。来週ポルトガルで開催されるチャレンジャーシリーズの前に優勝できて、この勢いを維持していきたいです。ランキング首位に立ち、ボンソイ・イエロージャージを着てフィリピンのクラウドナインへ向かうことができて、とてもワクワクしています」
ケイレブ・タンクレッド(AUS)が復活優勝。


プロジュニア時代に見せた輝かしい実績と、若くしてチャンピオンシップツアーへのクオリファイを期待されていたケイレブ・タンクレッド(AUS)は、競技サーフィンを、そしてサーフィンそのものを完全に諦めた。
約5年間のブランクを経て、ニューサウスウェールズ州セントラルコースト出身のこの超才能あるナチュラルフッターは復帰を果たし、過去6ヶ月間に複数のQS大会に出場。そして今日、キャリア最大の勝利を勝ち取った。
「優勝できて本当に感激しています」とタンクレッドは語った。「正直なところ、ここまで来られるとは思っておらず、言葉も出ません。コンディションは非常に厳しいものでしたが、最終的には何度か波を捉え、いくつかのスコアをマークすることができました。
最近新しい仕事を始めたばかりで、サーフィンをあまりできておらず、これまでで最も調子が悪いと感じていたので、ボードが大部分の働きをしてくれたのだと思います。ただ、こうしてここにいられて、きちんとサーフィンを再開できたことが本当に嬉しいです。」
2025/2026 WSLアジアQSランキング
この大会結果で2025/2026 WSLアジアQSランキングは男子のトップはKetut Agus(INA)で変わらず。3位だった小林桂が2位、5位だった鈴木仁は4位にアップ。女子は3位だった中塩佳那が首位、1位だった松岡亜音は2位、2位だった鈴木莉珠は3位に後退となった。
Asia – 2025/2026 Men’s Qualifying Series Rankings(9/21付)
1位:Ketut Agus(INA)11,048点
2位:小林桂 9,880点
3位:Dylan Wilcoxen(INA)9,398点
4位:鈴木仁 6,928点
5位:金沢呂偉 6,824点

Asia – 2025/2026 Women’s Qualifying Series Rankings(9/21付)
1位:中塩佳那 14,408点
2位:松岡亜音 13,010点
3位:鈴木莉珠 12,420点
4位:池田美来 10,180点
5位:野中美波 9,944点

これからのWSL ASIAのQSの大会予定。
QS 2000 9/26-28「Mera Group Corporation The Open Miyazaki Pro QS2000」宮崎木崎浜
QS 2000 10/17-19「Tokunoshima Town Pro QS 2000」鹿児島 徳之島
QS 6000 10/24-31「Siargao International Surfing Cup」フイリピン / クラウド9
QS 6000 11/5-11「Taiwan Open of Surfing」台湾 台東
QS 4000 11/17-23「Baler International Pro QS4000」フィリピン / バレア
6000はオーストラリアとの共催。2000、4000はアジアのみ。
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これからのWSL CSの大会は下記。
CS 第4戦 9/29-10/5「EDP Ericeira Pro」ポルトガル
CS 第5戦 10/11-19「Banco do Brasil Saquarema Pro」ブラジル
WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」結果
男子
優勝:Caleb Tancred(AUS) 6,000pts, $6,594
2位:Alister Reginato(AUS) 4,680pts, $3,297
3位:Lennix Smith(AUS)、Taj Stokes(AUS) 3,660pts, $1,649
女子
優勝:中塩佳那(JPN)6,000pts, $6,594
2位:鈴木莉珠(JPN)4,680pts, $3,297
3位:松岡亜音(JPN)、Keira Buckpitt(AUS) 3,660pts, $1,649
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プレゼンターはマーク・オクルーポ
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田嶋鉄兵コーチはビーチでサーフボードを使い、鈴木莉珠選手に左右の動きを指示。
WSGでともに戦った都築虹帆が、中塩佳那の優勝を祝福。
悔しさに涙する鈴木莉珠に駆け寄る、松岡亜音、大村奈央、池田美来。
優勝者に透明なサーフボード(STS / Save The Surf project)が贈られた。
https://www.save-the-surf.com/
オッキーのムービーの試写会はオッキーとムービーに出演しているレニックス・スミスが登壇して、作品について解説。
ビラボンサイン会では、オッキーとレニックス・スミスがファンとの交流を深めた。
また、今大会の優勝者のCaleb Tancred(AUS)と中塩佳那に加え、ビラボンライダーの松田詩野も参加して来場者を喜ばせた。
マスコットは愛知県警のマスコットキャラクター「コノハけいぶ(警部)」。制服姿の「コノハけいぶ」と異なり、「サーファーコノハけいぶ」はウエットスーツを着用。
会場にはWSLでもお馴染みの「YETI」が出店し、全選手にランブラーをプレゼント。
ビラボンのバレルサウナ展示や「TACOS」の出店も賑わいをみせた。
「2025 BILLABONG TAHARA PRO」スタッフ全員で記念撮影。大会運営、本当にお疲れ様でした!
■⼤会開催概要
⼤会名称:2025 BILLABONG TAHARA PRO(WSL QS6000)
開催期間:2025年9⽉16⽇(⽕)〜9⽉21⽇(⽇)の6⽇間で開催
開催場所:愛知県⽥原市⾚⽻根町⼤⽯海岸(ロングビーチ)
公認:World Surf League
主催:2025 WSL TAHARA PRO実⾏委員会
共催:⽥原市、⽥原市教育委員会
主管:⼀般社団法⼈ラブアンドピース
後援:スポーツ庁、海上保安庁、愛知県、愛知県教育委員会、
⼀般社団法⼈渥美半島観光ビューロー
協⼒:公益社団法⼈⽇本サーフィン連盟、⽇本サーフィン連盟愛知⽀部
⽥原市サーフィン協会、⽥原市サーフィン業組合
出場選⼿:男⼦144名/ ⼥⼦64名
引用元
中塩佳那とケイレブ・タンクレッドがWSL-QS6000『BILLABONG TAHARA PRO』で優勝。中塩佳那はアジアQSランキングトップに