9'8のロングボード『Beauty Log』で千葉北の波でノーズライド
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野中美波と都築虹帆、新井洋人、西優司、金沢呂偉、田中大貴がベスト8進出。台湾オープン5日目
ジンズン・ハーバー、台東県/TPE(2022年11月17日木曜日) –WSLクオリファイ・シリーズ(QS) 2022台湾オープン・オブ・サーフィンは大会5日目。
本日は、2~3フィートのスーパークリーンな波で、女子QS 5000、男子QS 3000の両イベントでラウンドオブ16が行われ、クオーターファイナル進出のベスト8が決定した。
イベントのビッグネームがクオーターファイナルに進出
今大会で最も経験豊富な選手の1人であるフィリッパ・アンダーソン(AUS)は、2023年のチャレンジャー・シリーズへのクオリファイを目指し、大きな結果を求めて台湾オープン・オブ・サーフィンに参戦してきた。
ラウンドオブ32を2位で勝ち上がったアンダーソンは、ラウンドオブ16では2ウェイブ・コンビネーションで12.86(20点満点)をマークしてトップ通過。アンダーソンは、クオーターファイナルで同じオーストラリアのチャーリー・ハースト(AUS)と対戦する。
「あのヒートを乗り越えて、かなりハッピーです」とアンダーソンは言った。
「オープニング・ヒートの後、いくつか改善すべき点があったので、その調整を行い、それが今回のヒートで実を結んだことを嬉しく思っています。そして、このヒートを制し、またここでサーフィンをする機会を得たことに興奮しています。ここ台湾は大好きで、素敵なところです。私たちがやっていることは本当に恵まれていると感じています。
オーストラリアの次世代がラウンド・オブ16で大活躍
アリスター・レジナート(AUS)、ミア・ハパッツ(AUS)、チャーリー・ハースト(AUS)、ウィロー・ハーディ(AUS)、エリー・ハリソン(AUS)、アリス・クーパー(AUS)、ジャービス・アール(AUS)といったオーストラリア期待の新鋭サーファーがクオーターファイナル進出を決めた。
全員がヒートで目立っていたが、今日最も目立っていたのは、これまでのイベントで最も高いシングルウェーブスコアを記録したジャービス・アール(AUS)だった。
アールの8.67(10点満点)は、2つのバーティカル・スナップからフラットへのエアリバースによるものだ。クロヌラ出身のアールは、コンペティションの終盤に向けて自己ベストの結果を求めており、彼のフォームはその方向性を示唆するものである。
「台湾に来てしばらく経ちますが、ここでの生活をとても楽しんでいます」とアールは言った。
「ここでクリップの撮影をしていて、たくさんの波をゲットしました。台湾の人たちはとても親切で、本当に楽しい時間を過ごしています。試合の波は、エアーやターンに適したセクションのあるスーパー・ハイパフォーマンスで、サーフィンがとても楽しいので、この調子で過去最高の成績を目指したいと思います。
WSLアジアのトップシードがまたもやトップ8フィニッシュを達成
野中美波(JPN)と都築虹帆(JPN)は、現在WSLアジア・ランキングでそれぞれ1位と2位につけており、台湾オープン・オブ・サーフィンQS 5000イベントにおいて、2人はクオーターファイナルに進出し、その地位を固めることになるだろう。
二人は今週ずっと目立っていたが、セミファイナルに進むには、オーストラリアの新鋭ミア・ハパッツ(AUS)とエリー・ハリソン(AUS)に勝たなければならない。
男子のアジア・ランキングでは、2位のオニ・アンワー(IDN)、4位の西優司(JPN)が勝ち進んでおり、今大会でランキング1位を狙えるのはこの2人だけである。
台湾で優勝経験のあるアンワーは、4日目のヒートで優勝候補のブロンソン・メイディ(IDN)とジョン・マーク・トコン(PHL)の2人を止めた。
「あのヒートで親しい友人たちと対戦するのは残念でした。」とアンワーが言った。
「あのヒートはとても楽しくて、みんな良い波をたくさん掴んでいましたが、僕は一番長い波で、一番良いセクションの場所にいたような気がします。そして2023年のチャレンジャーシリーズへの出場権を決定的なものにしたいと思っているので、これは自分にとって大きなイベントです。」
現在アジア・ランキング22位の新井洋人は、ヒート1でリーフ・ヒーズルウッド、ジャガー・バーソロミュー、和井田龍貴と対戦。新井はスタートからバックハンドのコンビネーション・マニューバーで6.83をスコア。素晴らしいスタートを切る。
その後、優先権を持ってじっくりと波を待ち、バックアップ5.20をスコアして、リーフに次いで2位に浮上。そして残り10分で再びバックハンドでサイズのある波にチャージ。6.53をスコアしてトップに躍り出る。そして、そのままリーフの追い上げを振り切り1位でクオーターファイナルへ勝ち上がった。
「今回初の台湾なんですが、ここの波は良い感じですね。ヒートの最初に良い波が自分のところに来て6.83をスコアできてラッキーでした。今日のコンディションにはEPSが自分のサーフィンに合っていると感じました。
優先権をキープしても波数が少ないので、ベストポジションで波を待って、セットを掴めばスコアが出せると思っていました。今回は優勝目指して頑張ります」と好調な新井が言った。
H2で金沢呂偉と都筑百斗は、アリスター・レジナートとジョージ・ピターと対戦。金沢はバックハンドでヒートのベストスコア7.40をスコアしてトップに躍り出る。最後にレジナートに逆転されるも2位でラウンドアップ。都筑は惜しくも敗退で13位となった。
H3ではオニ・アンワー、ジョン・マーク・トコン、ブロンソン・メイディという優勝候補3名と対戦した田中大貴。ヒート前半から厳しい試合展開を強いられるも、ヒート終盤の素晴らしい巻き返しで大逆転。2位でQF進出。
H4では、西優司と大音凛太がこれまた優勝候補のジャービス・アール、マーロン・ハリソンと対戦。ヒートはジャービス・アールが、2つのバーティカル・スナップからフラットへのエアリバースで8.67(10点満点)をスコアして圧倒。好調な西も7.00を5.10でバックアップして2位でラウンドアップ。大音は敗退となった。
イベント主催者は、現地時間午前7時に再集合し、午前7時30分のスタートに向けてコンペティションのコールを行う予定である。
男子クオーターファイナル
女子クオーターファイナル
2022 Taiwan Open of Surfingは、11月13日から20日までJinzun Harbourで開催。www.worldsurfleague.com でライブ観戦するか、無料のWSLアプリをダウンロードしてください。
https://www.worldsurfleague.com/events/2022/qs/83/taiwan-open-of-surfing/
https://www.taiwanopenofsurfing.org/