商品名:ブルーワー BREWER NK-SAWA 5’9 大澤伸幸シグネチャーモデル ショートボード サーフボード サーフィン
ショップ:BREAKOUT
詳細:商品説明 スペック NK-SAWA 5’9(175.26cm)×18 3/8(46.67cm)×2 1/4(5.7cm) フィン付 商品説明 2010年度JPSAグランドチャンピオン大澤伸幸プロのシグネチャーモデル 圧倒的なスピードとシャープで確実なコントロール性 だけにこだわったスペシャルデザイン
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波旅の掟、国内編(サーフトリップのすすめ)
Photo by RiRyo
シリーズ「サーフトリップのすすめ」No. 9
出かけるまえに、トリップのルールとマナーを知っておこう
海は誰のものでもない、しかしサーフポイントには『掟』がある。掟(おきて)というとちょっとヘビーに聞こえるかもしれないが、それはいわばルールとマナーであり、ヒエラルキー(序列)、もしくはローカリズムでもあり、また社会の常識(既得権)という一面もある。さて、掟は車の運転にも似ている。まず決められた交通ルールがあり、そして譲り合いのマナーによって車はスムースに道路を走ることができる。サーフィンもそれと同じだ。そのルールとマナーをこのコラムで理解し、サーフトリップのときに役立ててもらえたら幸いだ。
サーフポイントを愛する人々をリスペクトすれば、行動も決まる
ローカルサーファーにとって、ホームブレイクは自宅の庭のような存在だ。『その庭で遊ばせてもらう』ビジターはそう考えれば、どういう心構えでサーフィンをすれば良いかが自然と理解できるだろう。さらに、サーフポイントは『ローカルサーファーたちの社交の場』でもあることも理解しよう。その彼らによってポイントの秩序は維持されている。したがって、その秩序を乱さないようにする配慮がビジターサーファーには求められる。
名前の無いサーフポイント
有料波情報には掲載されていないサーフポイントが全国にある。トリップ中にポイントを探していて『あれ、へんだな?』と思うサーファーもいるだろう。そのような名前の無いサーフポイントは、サイト運営側の配慮で情報を公開しないようにしている。その理由は二つある。ビギナーには危険な波であり事故を防止するため、もう一つはビジターが集中するのを避けるためだ。だから、ビジターはそのような場所でパドルアウトしない方が賢明だろう。
サーフポイントは原宿ではない
サーフィンのファッションを否定するつもりはない、筆者もサーフボードやウェットスーツにそれなりのこだわりはある。しかし波が目的で旅をするときには、その地でできるだけ目立たないような行動を筆者は心がけている。例えば国産車に乗り、車にサーフステッカーも貼らない。サーフボードはできるだけ車内に積み、サーフボードも目立たない色にしている。駐車場に車を停めるときは、ローカルサーファーたちが停めそうな場所からは離れたところに駐車する。「なぜ?」と思われるかもしれないが、ビジターサーファーというのは本人が思う以上に目立っているからだ。サーフトリップの目的は「どうやって良い波に乗るか」ということで、ファッションセンスを誇示することではない。もし目立ちたければ、派手なボードを抱えて原宿の表参道を歩いた方が良い。
基本は一人旅で
サーフトリップは一人旅がオススメだ。ヘビーなローカリズムだという噂を耳にして、一人で行ってみたらとくに問題はなかったということがある。一人旅はスッとその場に溶け込みやすい。ときには地元の家に泊めてもらえた、なんていうハプニングも起こるときもある。とにかく、ローカルな場所で楽しくサーフィンができるかどうかは、ローカルたちの気持ちひとつ。派手な外車に乗って、サーフボードをキャリアに満載し、ドアを開ければ大勢のサーファーぞろぞろと降りてきて…そんな光景を見たら誰だって不快感を抱く。一人でやって来て、目立たないように着替えてパドルアウトしていけば、ローカルたちも寛容になる。すべては彼らの気持ち一つということを忘れないようにしよう。