ラッシュガード quiksilver – 団地のオバサン 夏を満喫中！

現在開催中のCT第3戦『MEO Pro Portugal』では、「To the Women Who Inspire Us」と題し、メンズとウィメンズ各選手がインスピレーションを受けた女性の名前を背中に入れ出場し、来る3月8日の国際女性デー（IWD）を祝っている。

動画や勝利インタビューで、なぜ彼女を選んだのか、どういった部分が刺激を与えてくれるのかを語り、ジャージー着用を通じて改めてリスペクトを表すというWSLならではの企画となっている。

サーファーたちが選んだ名前には、サーフィンの先駆者から現役選手も多かったが、他競技のスターや自身の母を選んでいる。複数選手が、レル・サン、ベサミー・ハミルトン、リサ・アンダーソン、ステファニー・ギルモアといったサーファーの名前をピックアップ。ジョンジョン・フローレンス（アレックス）やイーサン・ユーイング（ヘレン）、そしてコナー・オレアリー（柄沢明美）は自身の母の名前を選んだ。

他競技ではテニス選手の名前が特に多く挙げられ、五十嵐カノアとサミュエル・プポが大坂なおみを選び、その他現世界No.1のアシュリー・バーティや、セリーナ・ウィリアムズ、マリア・ブエノらの名前も挙がった。

ロンダ・ラウジー、サグ・ローズ、クロエ・キムなど、スポーツを超えた出身国のレジェンドやスター、オリンピックなどのイベントで個人的な交流を経て、新たな刺激を受けた人物を挙げているようだ。

平等と包括は、WSLで行うすべてのことの核心です。私たちアスリートとWSLにとって、スポーツの世界で私たちのリーグをユニークなものにしている価値観を称賛するために、私たちの声を使うことは本当に重要なことです。この機会に、道を切り開いたスポーツ界のリーダーを称えることは重要であり、アスリートたちがこの機会を受け入れてくれたことに感激しています。

WSLコミッショナー ジェシー・マイリー・ダイヤ

大坂なおみ。素晴らしいアスリートでみんなが知ってるテニス選手。だけど、そこだけではなくてスポーツの域を超えて、この時代SNSなどでの批判やノイズにさらされて自分自身でいることや声を挙げること難しい人もいる中で、彼女のとても正直なところをリスペクトしている。彼女と日本を代表できることを誇りに思っているよ。キッズだけでなくみんなにとって良いロールモデルだ。

五十嵐カノア

レル・サン。すばらしい企画だし、レル・サンの名前をつけて出られるなんてとても特別なこと。ジェリー・ロペスが言ってた「ベストオブアロハ」が一番良い表現。寛容で親切でとても良い人間。私が幼いときに亡くなって個人的に交流できなかったことは残念だけど、彼女のマカハビーチのコンテストにも出たりして、常に寛容で次世代のこと、貢献を考えていた。スタイルと優雅の女王で勇気があって、もし私たちがもうちょっと彼女みたいに生きることができたらクールね。

カリッサ・ムーア

リサ・アンダーソン。彼女とは全盛期を本当に一緒に過ごした。初期の頃はQuiksilverでコンテストに参加し、旅に出て、ワールドタイトルを獲得した。私たちは本当に平行した人生を送っていて、私はまだまだ彼女のことを愛しているよ。（同じくアンダーソンの名前を入れたジャージを着た）コートニーのパフォーマンスをエンジョイしたことを願っている。

ケリー・スレーター

スー・バード。私はここ3年でWNBAを見始めたのだけど、彼女たちがコートの内外で行っていることは本当に素晴らしいと思う。社会問題から人種的正義と人権のための戦いまで、彼女たちはとても刺激的。私はしばらくの間休んでいたけど、彼女たちが自分の行いや考えを話すのを見て、私が感じていることを明確にし、ここに戻ってくるために、信じていることのために立ち上がる方法を教えてくれた。

タイラー・ライト

母アレックス。彼女がいなければ、私は今ここにいない。今でも私や私の兄弟たちにインスピレーションを与えてくれる存在で、毎日パイプをサーフィンしている。母にこれ以上感謝しきれないよ。

ジョン・フローレンス

アッシュ・バーティ。彼女と友情を育めたことはラッキーだったわ。コート上で彼女は素晴らしく、本物であり、自分自身を保持し、常に最善を尽くしていて、私がサーフィンとキャリアに取り入れようとしているところなの。

イザベラ・ニコルス

（MEO Pro Portugal出場者別、前年ランキング順）

【ウィメンズ】
カリッサ・ムーア／レル・サン（サーフィン）
タティアナ・ウェストン・ウェブ／ミシェル・クワン（フィギュアスケート）
サリー・フィッツギボンズ／エマ・マキオン（競泳）
ジョアン・デフェイ／フロランス・アルトー（セーリング）
ステファニー・ギルモア／フィリス・オドネル（サーフィン）
レイキー・ピーターソン／ビリー・ジーン・キング（テニス）
タイラー・ライト／スー・バード（バスケットボール）
イザベラ・ニコルズ／アッシュ・バーティ（テニス）
コートニー・コンローグ／リサ・アンダーソン（サーフィン）
ガブリエラ・ブライアン／シェルビー・ロングリー（ゴルフ）
ブリサ・ヘネシー／アンドレア・バルガス（陸上）
ベティルー・サクラ・ジョンソン／ロンダ・ラウジー（格闘技）
インディア・ロビンソン／ロンダ・ラウジー（格闘技）
ルアナ・シルバ／スカイ・ブラウン（スケートボード）
モリー・ピックラム／アッシュ・バーティ（テニス）
マリア・マニュエル／ベサニー・ハミルトン（サーフィン）
ブロンテ・マコーレー／アッシュ・バーティ（テニス）
ティア・ブランコ／リンジー・ジャコベリス（スノーボード）

【メンズ】
フィリペ・トレド／マリア・エステル・ブエノ（テニス）
イタロ・フェレイラ／アナ・マルセラ・クーニャ（競泳）
コナー・コフィン／ベサニー・ハミルトン（サーフィン）
モーガン・シビリック／キャシー・フリーマン（陸上）
グリフィン・コラピント／ベサニー・ハミルトン（サーフィン）
ジョーディ・スミス／キャスター・セメンヤ（陸上）
五十嵐カノア／大坂なおみ（テニス）
フレデリコ・モライス／ジェシカ・シルバ（サッカー）
ジョン・ジョン・フローレンス／アレックス・フローレンス（サーフィン、母）
ジャック・ロビンソン ／ローズ・ナマユナス ”サグ・ローズ”（格闘技）
コロヘ・アンディーノ ／カリッサ・ムーア（サーフィン）
レオナルド・フィオラヴァンティ ／フェデリカ・ペレグリニ（競泳）
デイヴィッド・シルヴァ／マル・メンデス（パラサーフィン）
ライアン・カリナン ／ステファニー・ギルモア（サーフィン）
イーサン・ユーイング ／ヘレン・ユーイング（サーフィン、母）
ケリー・スレーター／リサ・アンダーセン（サーフィン）
ジャドソン・アンドレ／ジェシ・マイリー・ダイヤ（サーフィン）
ミゲル・プポ／マリア・エステル・ブエノ（テニス）
セス・モニーツ／レル・サン（サーフィン）
エゼキエル・ラウ／ナターシャ・カイ（サッカー）
コナー・オレアリー／柄沢明美（サーフィン、母）
ジェイク・マーシャル／セリーナ・ウィリアムズ（テニス）
カラム・ロブソン／クロエ・キム（スノーボード）
サミュエル・プポ／大坂なおみ（テニス）
ナット・ヤング／ローズ・ナマユナス ”サグ・ローズ”（格闘技）
イマイカラニ・デヴァルト／クロエ・キム（スノーボード）
ルッカ・メシナス／ソフィア・ムラノヴィッチ（サーフィン）
ジョアン・チアンカ／シルヴァナ・リマ（サーフィン）
ジャクソン・ベイカー ／タイラー・ライト（サーフィン）
オーウェン・ライト／ベサニー・ハミルトン（サーフィン）
マシュー・マクギヴレイ／ビアンカ・ブイテンダグ（サーフィン）
ヴァスコ・リベイロ／セリーナ・ウィリアムズ（テニス）
バロン・マミヤ／ローズ・ナマユナス ”サグ・ローズ”（格闘技）
カイオ・イベリ／チェルシー・ヘッジス（サーフィン）
アルフォンソ・アントゥネス／ステファニー・ギルモア（サーフィン）
ジャスティン・ビクレ／カミーユ・ムファ（競泳）

（THE SURF NEWS編集部）

引用元
五十嵐カノアが“大阪なおみ”のジャージで出場　3/8国際女性デーに向けたWSLの取り組み

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