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S.LEAGUE 26-27「ALL JAPAN SAWAKAMI SENDAI PRO」波選びが明暗を分けた仙台新港の初日。藤沼佳太郎と松野太郎が12.50を記録。

JPSA さわかみ S.LEAGUE 26-27《S.ONE》ショートボード第2戦/《S.TWO》ショートボード第3戦「ALL JAPAN SAWAKAMI SENDAI PRO」が、10月21日から23日まで、宮城県仙台市の仙台新港で開催される。

予備日は24日。《S.ONE》と《S.TWO》の選手が同じ舞台で競い合う今大会は、全日本のタイトルも懸かる一戦となる。


出場するのは、WSLランカーやスポンサー、ローカルなどのシード枠を含む男子80名、女子33名の計113名。カテゴリーの垣根を越えた顔ぶれがそろい、タイトル争いの行方も気になるところ。
男子のスポンサーシードには、マスターズチャンピオンの牛越峰統。女子はW.シードで松岡亜音が出場する。CSを転戦する中塩佳那、野中美波、西慶司郎、加藤翔平も名を連ね、海外で磨いたサーフィンを仙台新港でどう見せるのか、注目が集まる。


ローカルシードで出場するアマチュア男子は、仙台新港をホームブレイクとする菊地一汰、菊地汰士の兄弟。女子は成瀬まあれ、渡邊カレンが参戦。
慣れ親しんだ波を読む力が、勝負の鍵を握る場面もありそうだ。このほか、男子のNSSAシードに宮澤輝、女子のNSAシードには山本璃々、柿本美紅が入った。





アマチュア選手にとっては、プロへの扉を開くチャンスでもある。男子はラウンド2、女子はラウンド3を勝ち上がることで、JPSA公認プロ登録資格を獲得できる。タイトルを狙う選手と、次のステージを目指す選手。それぞれの思いが、一つひとつのヒートに重なる。
《S.ONE》ランキングは、男子が松永大輝をトップに、2位に川俣海徳(S.TWO)、3位に大音凛太と加藤翔平。女子は脇田紗良が首位に立ち、2位に川瀬心那、3位に佐藤李と鈴木莉珠(S.TWO)が続いている。
上位陣が順位を守るのか、追う選手が流れを変えるのか。全日本のタイトルとともに、ランキング争いからも目が離せない。
賞金面では、昨年新設された「さわかみブースト賞」も見どころの一つ。今回はショートボード女子の賞金を男子と同額の優勝120万円、準優勝45万円、3位23万円とするため、その差額が各入賞者に授与される。男子には、賞金とは別に「さわかみ特別賞」も用意されている。
さらに、ハイスコアを記録した選手をたたえる「UNDOORS EXCELENT RIDEAWARD」も設けられている。
大会期間中の8.00点以上のエクセレントライドを対象に、8.00〜9.99点には1本につき1万円、パーフェクト10には1本につき10万円を贈呈。対象となるライディングを重ねるごとに、賞金も積み上がる。
また、受賞選手には副賞として、UNDOORS株式会社が運営する「&,(アンド)」から宮崎県産松山牛1万円分が贈られる。副賞は受賞回数にかかわらず、1選手につき1セットとなる。
一方、勝者だけでなく、名勝負を演じた両選手に光を当てるのが、asovina inc./DELI GRAPHICS, D-FACTORY.による「CROSS MATCH AWARD」だ。
対象は大会期間中に行われる1対1のヒートで、両選手の合計得点が21.00点以上、得点差が2.00点以内となった接戦。
合計得点の高さ、次いで得点差の小ささを基準に最大4ヒートを選び、勝敗にかかわらず両選手にそれぞれ5万円が贈られる(ただし、大会全体のヒート形式によっては、選考基準が調整される場合がある)。

仙台での開催は8年ぶりとなるJPSAの大会。その初日は、波を見極める力が問われる一日となった。
曇りの予報に反して、朝から会場を包んだのは雨。スタート時は無風だったが、やがて空が曇りに変わるとサイドの風が吹き始めた。波はハラ〜ムネ、セットでカタほど。若潮で午後に向けて潮が上げるにつれ、バックウォッシュの影響が強まっていった。
午後になると難しかったのは、インサイドの処理だ。波を追いかけて乗りつないでも、最後に戻る波に突き上げられるようにバランスを崩す場面が多く見られた。セットをつかみ、早い段階で得点につながるマニューバーを決め、フィニッシュまでまとめる。技を仕掛ける力に加え、どの波の、どのセクションで勝負するか。その判断が明暗を分けた。
競技は女子ラウンド1から始まり、男子ラウンド1、女子ラウンド2、男子ラウンド2、女子ラウンド3の順に進行。計25ヒートを消化し、初日のスケジュールを終えた。

まずは、プロ公認資格の獲得を目指したアマチュア勢の戦いから。男子はローカルシードの菊地一汰、菊地汰士の兄弟と、NSSAシードの宮澤輝が出場。
このうち、菊地汰士のみがラウンド2へ進んだ。ここを勝ち上がれば資格獲得となる大事なヒートだったが、終盤に逆転を許して敗退。地元での挑戦は、あと一歩届かなかった。

女子はローカルシードの成瀬まあれ、渡邊カレン、NSAシードの山本璃々、柿本美紅が出場。山本が一人、資格獲得の懸かるラウンド3まで勝ち進んだものの、こちらも最後に逆転される悔しい結果に。男女とも、次の機会へ持ち越しとなった。







《S.TWO》男子で存在感を見せたのは、上山キアヌ久里朱、藤沼佳太郎、村田嵐、鈴木仁、三輪紘也、大場玲遥、松野太郎。


なかでも藤沼は、この日の男子シングルハイエストとなる6.50をマーク。トータルでも12.50をそろえ、松野と並んで男子の最高得点を記録した。特筆すべきは常に攻めの姿勢を見せたこと。波選びも、最後まで乗り切るのが難しいコンディションで、2本をまとめた両者が数字でも光った。


女子では馬庭彩と清水ひなのが好調なサーフィンを披露。ともに積極的に波をつかみ、多彩なマニューバーで得点を重ねた。清水は女子シングルハイエストの6.75を記録した。松田詩野、長崎来海もラウンド3を突破し、翌日へと駒を進めている。


女子トータルハイエストは、松永莉奈の12.15。ただ、その松永はラウンド2で姿を消した。キレのあるサーフィンを見せていただけに、ここでの敗退は惜しまれる。高得点を出していても勝ち残れるとは限らない。ヒートごとの勝負の厳しさが表れた結果だった。

DAY2は午前6時30分集合。いよいよ《S.ONE》の選手たちが登場する。初日を戦い抜いた《S.TWO》勢がその勢いで上位陣を脅かすか。それとも《S.ONE》勢が強さを示すか。仙台新港での戦いは、次の局面を迎える。
10/22 のDAY-2 ライブはAbemaにて放送。
https://abema.go.link/1bhdw
ライブスコアはこちらから。
https://sleague.jp/26-27/s-one-shortboard-2-all-japan-pro/
S.LEAGUE:HP
https://sleague.jp/
JPSA:HP
https://www.jpsa.com/
ABEMAのライブ配信では、解説に定評のある田嶋鉄兵プロと水野亜彩子プロがヒートの見どころを伝える。
ビーチレポートと選手インタビューを担当するのは高橋みなとプロ。
さわかみブースでは、MADE IN HAWAI’Iのグッズを販売。西慶司郎プロも笑顔で立ち寄った。
26-27シーズンからS.ONE選手に固有の番号を設定する「PLAYER NUMBER」制度がスタート。山中海輝選手会長が、選手名と番号をデザインした公式Tシャツを紹介。
引用元
S.LEAGUE 26-27「ALL JAPAN SAWAKAMI SENDAI PRO」波選びが明暗を分けた仙台新港の初日。藤沼佳太郎と松野太郎が12.50を記録。

