プロサーファー 門井大吾の「コレがなきゃ、やってられない!!」
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松岡亜音がW優勝。渡邉壱孔と松岡亜音がプロジュニア優勝でランキングトップとなりWJC出場権を獲得。マノクワリ・プロ大会最終日

インドネシア・西パプア州マノクワリ(2025年11月30日(日)ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイシリーズ(QS)2000マノクワリ・プロが終了。
マデ・アリヤナ(INA)と松岡亜音(JPN)が優勝。インドネシアのディラン・ウィルコクセン(INA)とジャスミン・スチューダー(INA)がQS2000で2位をスコアした。
一方、松岡はプロジュニア部門でも渡邉壱孔(JPN)と共に優勝を勝ち取り、両サーファーが2025年アジアジュニアチャンピオンの称号を獲得した。
アンバンビーチのパーフェクトなピークで、2~3フィートのグラッシーなコンディションが右側を有利にし、4つのファイナルズが全て終了した。


男子QSファイナルはエアー対決となることが予想されていた。昨年度勝者のマデ・アリヤナ(INA)が、同国のディラン・ウィルコクセン(INA)と対戦した。
16歳のウィルコクセンが最初の波でエアリバースを決めて8.50(満点10点)の高得点を獲得し、試合はウィルコクセン有利に展開したかに見えた。
しかしアリヤナは反撃に出て、3つのビッグバックハンドターンで7.67を叩き出した後、ほぼパーフェクトなバックハンドフルローテーションを決めた。
フラットなランディングで9.83という高得点をスコアし、圧倒的なリードを築いた。両選手は残り15分間、ほぼ全ての波でエアを試みたが、成功率は低かった。残り8分時点でウィルコクセンは依然として9.01が必要だったが、それ以上の波が来なかったため、アリヤナは勝利を勝ち取った。
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「あのエアを決めることができて本当にラッキーでした。ランディングが非常にフラットだったため、脚力が強かったことも大きな助けとなりました」とアリヤナは語った。
「この技を成功させ、再びこの大会で優勝できたことを大変嬉しく思います。ここは自分のお気に入りの場所の一つであり、サーフィンや競技に最適な波です。
ディラン・ウィルコクセンとの対戦は常に楽しいものです。お互いが最高のパフォーマンスを引き出せるようプッシュするからです。
パドルアウトした時、彼にこう言いました。『フルローテーションを決めた方が10点を取るよ、どっちがやる?』と。彼が8.50をスコアした後、自分はただ大きな技に挑戦する機会があればと願っていました。
なぜなら私はバックサイド、彼はフロントサイドだったからです。これは間違いなく自分のお気に入りの大会の一つで、これからも必ずここに戻ってきます。」
アリヤナにとってこれは2度目のQS優勝で、初優勝は2024年のマノクワリ大会だった。この勝利で彼はアジア地域QSランキングトップ10入りを果たし、現在9位。チャレンジャーシリーズ出場権獲得ラインに迫る位置につけた。一方、今回準優勝のウィルコクセンは順位を1つ上げ、ランキング2位となった。

「今日は本当に楽しかったです。2位になれて感激しています。全てが素晴らしい学びの経験です。まだ若いので、これからもプログレッションし続ける時間はたっぷりあります」とウィルコクセンは語った。
「パジャール(マデ・アリヤナ)には心からお祝いを言いたいです。彼のスコアを聞いた時、『まさか、なぜあの波を譲ってしまったんだろう?』と思いました。
その後、9点が必要だったため、最後の約10分間ずっと波を待っていたのですが、何も来ませんでした。でも、全ては良しとしましょう。彼が本当に優勝に値する選手ですから、2位という結果に満足しています」
松岡亜音がダブル優勝の快挙


松岡亜音(INA)が本日マノクワリ・プロでダブル優勝を果たした。QS2000とプロジュニアの両大会を制した20歳の彼女は、アジアQSツアーで2位とジュニアツアーのランキング首位に立った。
今シーズン最後のジュニアツアー大会となる本大会での勝利により、松岡は2度目となるアジアジュニアチャンピオンのタイトルを獲得。さらに1月にフィリピンで開催されるWSLワールドジュニア・チャンピオンシップへの出場権も確保した。
同大会で松岡は、2023年ISA U/18ワールドジュニア選手権金メダルに続く、WSLワールドジュニアタイトル獲得のチャンスを得た。

QS2000ファイナルでは、松岡は序盤からリードを奪うとそのまま逃げ切り、 ラインナップをくまなく探り、チャンスを逃さず、ボードを垂直にアプローチする強力なターンを繰り出して最高得点を積み上げた。
最初は6.00、その後6.83でそれを上回り、最終的にはエクセレントスコア8.17を記録。各ターンで持てる力を全て注ぎ込み、勝利を確定させ、対戦相手のジャスミン・スチューダー(INA)をコンボシチュエーションに追い込んだ。
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「今日はここで優勝できて本当に嬉しいし興奮してます。この大会は自分にとって非常に重要でした」と松岡は語った。
「ワールドジュニア・チャンピオンシップへのスポットを獲得することが、ここに来た目標でした。プロジュニアとQSと両方で優勝できたことで、自分にとって本当に素晴らしい大会となりました。
家族、スポンサーの皆様の支援、そして地元の皆さんの温かいサポートに心より感謝したいです。初めて訪れたこの地は、素晴らしい波と素晴らしい人々に恵まれた美しい場所です。本当に素晴らしい時間を過ごせました。皆様、ありがとうございました。」

QSファイナルズ初出場となったスチューダーは、この結果に満足している。16歳の彼女はアジア地域QSランキングで13位に浮上した。
「今回のQS大会では自己最高の結果となりました。これまで最高は3位タイでしたので、それを上回ることができて大変嬉しく思います。」とジャスミンが語った。
松岡亜音選手は非常に強力な選手ですので、彼女とファイナルで対戦できたことはラッキーでした。
波のコンディションは少々スロー気味でした。プライオリティを持って12分ほど波を待ち続けましたが、良い波が全く来ませんでした。
高得点を狙うには最大で最高の波が必要だと分かってました。結局4点台を数本しか取れませんでしたが、それが精一杯でした。とても楽しく、素晴らしい時間を過ごせたので、2位のトロフィーを持って帰れるのは本当に満足です。」


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松岡は女子プロジュニア決勝でも圧倒的な強さを見せた。開始1分で最初の波を捉え、バックハンドでの3つのクリティカルターンで5.50をスコアし、このリードを最後まで守り抜いた。

さらに6.10を加えた松岡に対し、2位のジョージー・メイ・ヒックス(イギリス)はファイナルの最高得点が必要となる状況に追い込まれた。松岡は正確かつ力強いバックハンドのパフォーマンスで、ヒックス、松山黎音(JPN)、アウラ・ゼフリン(INA)を抑え、決定的な勝利をスコアした。


男子プロジュニアのファイナルでは、インドネシアのトップジュニア選手であるディラン・ウィルコクセン(INA)とウェステン・ハースト(INA)が、日本の渡邉壱孔(JPN)と長澤悠磨(JPN)と対戦した。
4人のサーファー全員が、優勝とWSLワールドジュニア・チャンピオンシップのスポットを懸けて、見事なエアリアルバトルで全てを賭けた。
ウィルコクセンが最初にエアで6.00をランディングしたが、集中力のある渡邉壱孔は最初の波でエアリバースから連続した鋭いターンを披露し、見事な8.83でこれを上回った。
19歳の彼は同じ波で2つのエアを決め、さらに7.83を加算。ファイナルを16.66(満点20点)というエクセレントなヒート合計で締めくくった。

追いかけた長沢侑磨(JPN)の最高得点は7.33。大きなファーストターン、テールハイリバース、そしてインサイドまで続く一連のターンが評価された。これに加え、ヒート前半のバックハンドエアリバースで6.43をスコアしていた。
ハーストの最高得点はバックハンドターンを複数決めた6.83だったが、その後大きな得点機会を掴めなかった。ウィルコクセンの通常なら頼りになるエア技が見せられず、決勝終了時点でコンボ状態に陥った。
渡邉壱孔が勝ち取り、WSLワールドジュニア・チャンピオンシップへのスポットを獲得した。
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「マノクワリに来られて、このプロジュニアで優勝できて本当に嬉しいです」と渡邉壱孔が語った。
「優勝は常に目標ですので真剣に臨みましたが、海では他の選手のことを一切考えず、自分と波だけの世界に集中しました。
これまで何度も対戦してきたサーファーなので、彼らが実力者であることは分かっていました。ですから自分にとって重要なのは、最高の波を選び、ベストを尽くしてサーフィンをすることでした。
この大会で優勝し、来年1月にフィリピンで開催されるワールドジュニアへのスポットを獲得できたことを大変嬉しく思います!」
アジア・リージョンから男女各2名のWJC出場者が確定。
最後まで激しい戦いが繰り広げられたWJCの出場権争い。最後のファイナルまでもつれ込み、リージョンの最終ランクでトップ2になる必要があった。
今大会には日本からWSLアジア男子ジュニアランク1位の佐藤利希、2位の渡邉壱孔、3位の長沢侑磨、そして女子では現在アジア・ジュニア・ランク5位の松岡亜音、2位の松山黎音が参戦。
佐藤が敗退する中、ディラン・ウィルコクセン(INA)や長沢侑磨にも最後の最後まで可能性が残されていたが、渡邉壱孔が優勝してランキングトップに躍り出て、ランキング2位の佐藤利希とともWJC出場権を獲得した。
女子は今大会好調だった松岡亜音がジュニアのファイナルでも優勝。ランキング5位からトップへジャンプアップして見事、大逆転でWJC出場権を獲得した。そして2位となった佐藤李とともに来年1月にフィリピンで開催されるWJCへクオリファイを決めた。



大会結果
「Manokwari Pro」
男子
優勝:I Made Ariyana(INA)
2位:Dylan Wilcoxen(INA)

女子
優勝:松岡亜音
2位:Jasmine Studer(INA)

Asia – 2025/2026 Men’s Qualifying Series Rankings(11/30付)

Asia – 2025/2026 Women’s Qualifying Series Rankings(11/30付)


「Manokwari Pro Junior」
男子
優勝:渡辺壱孔
2位:長沢侑磨
3位:Westen Hirst(INA)
4位:Dylan Wilcoxen(INA)
女子
優勝:松岡亜音
2位:Georgie-May Hicks(GBR)
3位:松山黎音
4位:Aura Zeflin(INA)

Asia – Men’s Junior Tour Rankings(11/30付)

Asia – Women’s Junior Tour Rankings(11/30付)

今後の大会スケジュール
12/11-17 QS 4000「WSL International Wanning Corona Cero Pro Pro Junior」:中国 海南島
2026/2/18-22 QS4000「 Gold Coast Open」:オーストラリア バーレーヘッズ
2025年マノクワリ・プロQS2000およびプロジュニアは、11月26日から30日までインドネシア・西パプア州アンバンビーチで開催された。
オフィシャルサイト:Manokwari Pro
オフィシャルサイト:Manokwari Pro Junior
2025年WSLワールドジュニア・チャンピオンシップ(WJC)
開催日:2026年1月11日から18日
開催地:ラ・ウニオン州サンファン市ウルビストンドビーチ
世界ジュニアNo.1決定であるWJCの男子24名、女子24名の出場者は、オーストラリア/オセアニア、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、ハワイ/タヒチヌイ、ノースアメリカ、南米の7つのWSLリージョンからそれぞれ選出される。
各リージョナルシリーズで女子2名、男子2名が決定され、さらに国際ワイルドカード8枠が加わる。開催国フィリピンにはワイルドカードスポットが2つ与えられる。
引用元
松岡亜音がW優勝。渡邉壱孔と松岡亜音がプロジュニア優勝でランキングトップとなりWJC出場権を獲得。マノクワリ・プロ大会最終日


