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ISA WORLD SURFING GAMES2025に出場する波乗りジャパンの公開練習が行われ、代表選手たちが抱負を語った
今年9月にエルサルバドルで開催されるサーフィンの世界選手権「2025 ISAワールドサーフィンゲームス」に出場する日本代表「波乗りジャパン」のメディア公開練習が18日、東京オリンピックのサーフィン会場となった千葉県長生郡一宮町釣ケ崎海岸(志田下)で行われた。
公開練習には、東京オリンピック日本代表の大原洋人、パリオリンピック日本代表の稲葉玲王、西慶司郎の男子3名に、中塩佳那、松岡亜音の女子2名が参加。「2025 ISAワールドサーフィンゲームス」に向けた抱負を語った。今回は都筑有夢路、都築虹帆、伊東李安琉が欠席となった。


世界選手権へ準備は万端、狙うは金メダル。稲葉玲王
「2025 ISAワールドサーフィンゲームス(世界選手権)」を前に、日本代表の稲葉玲王がインタビューに応じた。パリオリンピックから1年、自信を深めた稲葉選手が、大会への意気込みとチームへの思いを語った。

大会に向けた準備状況について、稲葉選手は「ばっちりだと思います」と力強く語った。約1ヶ月以上、他の大会をスキップしてトレーニングに集中できたことで、「準備は万端」とコンディションの良さをアピール。この後の連戦を見据え、充実した準備期間を過ごせたようだ。
縁起の良い舞台、エルサルバドルへ。五輪の経験が自信に。
大会の舞台となるエルサルバドルは、自身が東京オリンピック出場を決めた思い出の地。「印象はいいですし、波も好き」と語り、得意とするサイズのある波質に手応を感じている様子。縁起の良い場所で、再び世界の頂点を目指す。
パリオリンピックから1年が経ち、「夢のような時間だった。いまだに現実感がない」と当時を振り返る。世界のトップサーファーと渡り合った経験は大きな自信となり、「もう一回あの場で戦いたいという思いは強くなった」と、大舞台への渇望を口にした。
今大会は、大原洋人や西慶司郎など、幼い頃から共に戦ってきた仲間とチームを組む。「今までの日本チームで一番いいんじゃないか」と語るほどチームの雰囲気は良く、気心の知れたメンバーとの連携に自信を見せる。
また、先日CT(チャンピオンシップツアー)で初優勝を飾ったコナー選手について、「コナーは本当にお兄ちゃんみたいな存在。めちゃくちゃ感動しました」と語り、仲間からの大きな刺激が力になっていることを明かした。

目標は個人とチームのWメダル
最後に大会の目標を問われると、「やっぱり金メダルです」と即答。さらに、「チームでメダルを獲ることが、次のオリンピックの出場枠獲得に繋がる。全員でメダルを獲ることを目標に頑張りたい」と語り、個人の栄光だけでなく、チーム一丸となってロス五輪への道を切り拓く決意を示した。


大原洋人、右肩上がりの成長を実感。USオープンでの反省を胸に頂点を目指す
サーフィン世界選手権「ISAワールドサーフィンゲームズ」に日本代表として出場する大原洋人が、大会を前に現在の心境を語った。近年の好調の要因を「経験値を表現できるようになったこと」と分析し、右肩上がりの成長に手応えを感じている。

世界選手権への調整は万全。4年前の記憶を掘り起こす
大会に向けたコンディションについて、「調子は良いです」と力強く語った大原選手。決戦の地となるエルサルバドルの波は、日本の波とは全く異なるため、「いつでもベストなパフォーマンスが出せるよう、まずは体をしっかり作ること」を最優先課題に挙げる。現地入りしてからは、サーフボードの選択など最終調整に入る予定だ。
「前回(同地を)訪れたのは4年前。その時の記憶を掘り起こしながら戦いたい」と、経験を武器にする構えを見せた。

USオープン3位の裏側。やるべきことに集中できた
先日の「USオープン」で3位という好成績を収めたが、本人は「結果が出たから手応えがある、というわけではない」と冷静に振り返る。シーズン序盤のチャレンジャーシリーズ2戦では、理想と現実のギャップに苦しむ場面もあったが、USオープンでは課題を修正。
「『こうすれば良かった』という後悔なく、やるべきことを淡々とこなしてセミファイナルまで行けた」と、メンタル面の進化が好結果に繋がったことを明かした。「必要なパフォーマンスさえできれば結果は出せると思っていた」という言葉からは、確かな自信がうかがえる。
「世界選手権はファイナルまで6回戦うことになる。集中力を切らさず、一つ一つのターンにしっかりフォーカスして戦いたい」と、敗戦を糧に世界の頂点を見据える。
団体金メダルを獲りたい。カノア、コナー不在もチーム一丸で日本のレベルを証明へ。

今大会、日本代表は五十嵐カノア、コナー・オレアリーという二人のCT(チャンピオンシップツアー)サーファーを欠く布陣で臨む。チームの中では最も世界選手権の経験が豊富な大原選手は、リーダーとしての役割を自覚している。
「個人スポーツだけど、世界選手権ではチームみんなの力が一人の選手に与えるパワーは絶対にあると思う」と語る大原選手。過去には、チーム内の雰囲気が悪化したことで、翌日の試合で全員が敗退するという苦い経験もしたという。
「誰かの声一つでチームの雰囲気が上がる瞬間がある。自分の経験を活かして、チームを良い方向に持っていきたい」と、チームワークの重要性を強調した。
個人の目標はもちろんのこと、大原選手が強く意識しているのは「団体での金メダル」だ。
「カノアとコナーがいなくて『日本チームは大丈夫か?』と思っているファンもいるかもしれない。でも、彼らがいなくても、今の日本人のレベルはこれだけ上がっているんだということを証明したい」と力強く語る。
稲葉玲王、西慶司郎らチームメイトと共に「みんなで協力してベストを尽くせば、金メダルは獲れる」と自信を見せた。
また、今大会の会場となるエルサルバドルは、自身が東京オリンピック代表の座を掴んだ思い出の地でもある。「追い込まれた状況でパフォーマンスを出せた場所なので、いい印象がある。自分は好きな波」と、大会への期待を語った。


確実に獲りに行く。9年ぶりの世界選手権へ。赤髪に込めた覚悟と自信
日本代表として世界戦に挑む西慶司郎が、大会への熱い意気込みを語り、心身ともに「良い仕上がり」と語るその表情には、自信と覚悟が満ち溢れていた。
「去年は挑戦者だったが、今年は確実に獲りに行く気持ち」。西は自身のメンタリティの変化をそう語る。
近年の国内ツアーでの2度の年間チャンピオン獲得や、世界を転戦する中で得た経験が、その言葉に説得力を持たせる。スキル面では世界のトップと遜色ないレベルに達していると自負しており、「あとは気持ちで負けないこと」と、精神面の重要性を強調した。

彼らから得られる“見えないエネルギー”が自分の背中を押してくれる。
西にとって世界選手権は、アンダー18時代に怪我で途中棄権して以来、実に9年ぶりとなる大舞台だ。「個人でもメダルを目指したい」と力強く語る一方で、チームとしての勝利にも強いこだわりを見せる。
男子チームは、大原洋人、稲葉玲王という2人のオリンピアンと共に戦う。「彼らから得られる“見えないエネルギー”が自分の背中を押してくれる。これ以上ない環境」と、幼い頃から知る仲間との共闘に大きな期待を寄せた。
トレードマークの“赤髪”に込めた験担ぎとセルフプロデュース
試合中のトレードマークとなっている鮮やかな赤髪。そのルーツは、高校時代に大事な試合で気合を入れるために染めたところ、見事優勝を掴んだという験担ぎにある。
「ここぞという時には赤くする」というマイルールは今も健在で、今大会も「バッチリ赤で行きます」と宣言。すぐに色落ちするため、大会期間中は毎晩自分で染め直しているという徹底ぶりだ。この髪色は、今や彼の存在を世界に知らしめる武器にもなっている。
心身ともに最高のコンディションで臨む9年ぶりのISA。進化した西慶司郎が、エルサルバドルの波の上でどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、期待が高まる。
サーフィン世界選手権へ挑む中塩佳那、新たな挑戦と成長への意欲を語る


日本代表の中塩佳那がインタビューに応じ、ISAシニアクラスでは初となる大舞台への意気込みや、新たな挑戦について語った。
今日の志田下で行われた合同練習について、「思ったより波が下がってしまって、どうしようかなと思った」とコンディションに苦戦した様子を明かした中塩選手。それでも「とりあえず1発だけでもいいライディングをしたい」と目標を持って臨んだ。
自身にとって初となるシニアの世界選手権については、「すごくワクワクしています」と笑顔を見せる。開催地のエルサルバドルは、ジュニア時代に訪れて「凄くいい波」という印象があり、「いい思い出があるので、すごく楽しみです」と期待を寄せた。
シニアクラスでの成長とオリンピックへの道

シニアクラスに本格参戦してからの成長について、「オリンピックを目指すには、まずシニアの世界戦の代表にならなきゃいけない。その選考会などで結果を残して、自分で代表の切符を取れたのはすごく成長に繋がっている」と、明確な目標が自身を押し上げたと実感している。
ジュニア時代と比較して、「経験値や技のクオリティが伸びた」と感じており、一戦一戦を勝ち抜くことで自信を深めている様子がうかがえる。
変化を恐れない姿勢、サーフボードの新たな試み

現在参戦中のCS(チャレンジャーシリーズ)では、思うような結果が出ていないという課題も口にした。「自分のサーフィンを出し切れていない。色々変えていかなきゃいけない」と現状を分析し、その具体的な変化として「板(サーフボード)もちょっと変えたりしている」と明かした。
これまでは調子の良い1本のボードに乗り続けることが多かったものの、「板を変えると自分のサーフィンも変わってくる。乗り方も変わってくる」と、新たな可能性を模索している。
海外のトップ選手がボードを変えてサーフィンを進化させている姿に刺激を受けたといい、「JSサーフボード」や、アメリカの女子トップ選手ケイティ・シマーズが使用する「クリス・ボースト」のボードなどをテストしていることを明かした。
世界で戦うためのフィジカルと目標

世界のトップ選手との体格差について、「小柄だけど、パワーをつけていきたい」とフィジカル強化の重要性を語る。小柄な体格でも大きなサーフィンができるよう、「そういうライディングをできる板がないといけない」と、道具の探求が自身のサーフィンをスケールアップさせる鍵だと考えている。
最後に、世界選手権への意気込みを尋ねられると、「ジュニア時代にメダルが取れず悔しい思いをしてきたので、今回は個人でメダルを取ることを一番の目標にしています」と力強く宣言。
「色々な国のシニアの選手が集まる中で、自分のサーフィンがどこまで通用するかも楽しみ。とにかく楽しんで頑張りたい」と、初の大舞台への挑戦を心待ちにしている。


松岡亜音、メンタルの成長と見据えるCTの舞台
サーフィンの世界トップを目指す松岡亜音。先日行われた「US オープン」では惜しくも敗退したが、その敗戦を「今までの負けとは違う」とポジティブに捉え、確かな手応えを掴んだ。ジュニア時代に世界一を経験した彼女が、メンタル面の成長を経て、次なるステージへ向かう現在の心境を語った。

「少しのミス」での敗戦。USオープンで見えた成長の証
USオープンでは、シード選手を相手にわずか0.08ポイント差で涙をのんだ。しかし、松岡の表情は明るい。「今回はすごくポジティブに捉えています。今までの負けとは違う感覚でした」と振り返る。
以前は試合前から緊張し、メンタル面で崩れてしまうこともあったという。しかし今回は「先のことを考えても仕方ない。今のこの現状に集中しよう」と意識を改革。気持ちを切り替えたことで、「楽で楽しく試合ができた」と語る。
敗因をメンタルではなく、僅かな技術的な課題として冷静に分析できたことが、次への大きな一歩となった。「次に繋がる課題も見え、自信にもなりました」と、その敗戦を確かな成長の糧としている。
自らの言葉で道を拓く。父との二人三脚から「自立」へ

このメンタル面の変化の裏には、「自立」への意識があった。幼い頃からマンツーマンで指導を受けてきた父との関係性を見つめ直し、「試合後は、まず自分からどうだったかを話すようにした」という。
「自分の意見が出てくるようになったんです。思考が大人になったかなと思います」。自ら試合を分析し、自分の言葉で表現することで、心の重荷が外れた感覚があった。この精神的な成長が、サーフィンにも良い影響を与えている。
オフシーズンには初めてスノーボードに挑戦。「サーフィンとは違う後ろ足の使い方が新鮮で、海に戻った時に活きた感覚があった」と、新たな挑戦も楽しみながら自身の力に変えている。
チームで戦う心強さ。世界戦と同じ日本の力をCSで感じる
ジュニア時代にISA世界ジュニア選手権で金メダルを獲得した経験を持つ松岡にとって、国を背負って戦う団体戦は特別だ。「個人競技だけど、ISAは日本代表として『侍魂』で戦う。いつもの試合とは全然違います。ジュニアからシニアになって、今回補欠なんですけど、いつでも準備はできてるので、何かあったら行けるようにしています」とその思いを語る。
現在は世界最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)への出場権をかけたチャレンジャーシリーズ(CS)を転戦中。今年は過去最多の日本人選手が参戦しており、「JAPANチームの雰囲気がすごく良くて楽しい」と話す。
日本サーフィン連盟・強化部から帯同するコーチやスタッフの存在も心強く、「自分の母国語で話せることでリラックスできる。すごくプラスになっています」と、チームで戦う心強さを実感している。
目標はCTのファイナル5。新たな相棒と世界へ挑む
インタビューの最後に、松岡選手は「目標はCTに入って、ファイナル5を争うことです」と力強く宣言した。
USオープンの後には、スポンサーであるMAYHEMのサンクレメンテのファクトリーを訪れ、新しいボードをオーダーしてきたという。特に、CSに追加となったパイプラインでの試合用に「レールが薄くてロッカーが強い」特別なボードも手配済み。「パイプラインを30分貸し切りできるっていうのは本当に楽しみです」と意気込みを語った。
新たな相棒と共に、次なる戦いへの期待に胸を膨らませる。敗戦から学び、精神的な強さを手に入れた松岡亜音。その視線は、すでに世界のトップだけを見据えている。

2025 ISA World Surfing Games(世界サーフィン選手権)
【男子代表】
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大原洋人(おおはら ひろと)
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西慶司郎(にし けいじろう)
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稲葉玲王(いなば れお)
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補欠:伊東 李安琉(いとう りある)
【女子代表】
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都筑有夢路(つづき あむろ)
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都築虹帆(つづき ななほ)
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中塩佳那(なかしお かな)
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補欠:松岡亜音(まつおか あのん)
今大会はオリンピックの直接的な出場枠はかかっていないが、来年以降の国別シードに関わる重要な大会となる。
https://naminori-japan.org/
ISA World Surfing Games(世界サーフィン選手権)
開催地 :エルサルバドル
開催日程:2025年9月5日~9月14日。
https://isasurf.org/event/2025-isa-world-surfing-games/
引用元
ISA WORLD SURFING GAMES2025に出場する波乗りジャパンの公開練習が行われ、代表選手たちが抱負を語った