GOPRO サーフィン 沖縄 シーサイドロブマチャド サーファーズ オブ ジャパン #4
商品名:FIREWIRE ファイヤーワイヤー デッキパッド WEEKEND トリム グライド ROB MACHADO ロブマチャド ミッドレングス 4ピース 4PIECE 日本正規品
ショップ:オーシャン スポーツ
詳細:FIREWIRE ファイヤーワイヤー WEEKEND トリムとグライドを求めるサーファーの為に設計され、ショルダーからのターンに対応するのに十分なグリップがワックスよりも優れています。 Rob MachadoのSeaside&BeyoundやSundayのようなミッドレングス用の作られたWeeken
「デッキパッド ロブマチャド」でどんなものがあるか見てみる > デッキパッド ロブマチャド
BB女王、大原沙莉が引退試合で有終の美!JPBA最終戦「鴨川プロ」
ボディボードで2度のワールドチャンピオンに輝き、弟の大原洋人とともに、日本のサーフィン界を牽引してきた大原沙莉が選手生活で最後の試合となる千葉県鴨川市での2024年JPBAツアー最終戦で優勝し、有終の美を飾った。
気さくな人柄と豊かな経験、高いスキルで業界を引っ張っていた存在だけに、試合終了後は多くの関係者に囲まれ、本人もギャラリーも涙、涙…。
来年30歳を迎えるにあたり、今後はボディボードの普及や後進の育成に従事しながら、今までできなかったフリーサーフィンなどを楽しみたいという。
この日は、JPBA年間ランキングも確定し、ドロップニーでは山田幸久が通算11回目のグランドチャンピオンに、メンズは粂総一郎、ウィメンズは相田桃が制した。
ARSでパーフェクト10
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「KAMOGAWA PRO」ファイナルデイの10日、会場となったマルキポイントは、セット頭サイズのグッドコンディションで、ハイスコアが続出した。
ラウンド3から登場した大原沙莉は、ヒート中盤にかけてギアを上げていき終盤にARSをメイク。パーフェクト10を叩き出す。引退は、10月の第3戦、福島・北泉海岸で優勝後に宣言していた。迎えた最終戦、本人は「いいうねりが入ってるのに、いい波だってわかってるのに、セミファイナルまでずっと思ったような波に乗れなくて、自分の気持ちばっかり興奮して、あんまりうまくいかなかった」と振り返る。
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選手生活を終えるにあたり、さまざまな思いが交錯していたのかもしれない。その後のQF、SFは接戦の末の1位通過。ファイナルは、これまで切磋琢磨してきたウィメンズのトッププロたちと相まみえた。
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開始1分でライトの波を掴んだ大原沙莉は、滞空時間の長い大きなエルロロからスピンコンビネーションでつなぎ、インサイドセクションでもエルロロを決め、ほぼ完ぺきなライディングで9.0ptをマーク。2位の山下海果が追いすがる中、残り30秒で深いバレルゾーンから飛び上がるようなエルロロの連発で8.35をスコアし、優勝を決めた。
顔をくしゃくしゃにしながら海から上がって来た大原を、共に戦った選手ら、迎えたギャラリーら多くが目を赤くして迎え、抱き合った。
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2度の世界チャンピオン
ボディボードの競技生活は18年。初優勝は中学3年生の時、ここ鴨川だった。JPBA グランドチャンピオンを4度、世界ツアーも2度制した。
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引退に際し、大原を支援してきたホワイトバッファローの吉田信之さんは、表彰式で思い出話を披露。「2019年に初めて世界チャンピオンを取った後、失礼な言い方だが、日本の大会に出なくていいんじゃない?って話を沙莉にした。世界チャンピオンになったら負けられないし、日本で勝たなきゃいけないっていうすごいプレッシャーを感じていた」と声を詰まらせた。続けて「でも、沙莉がライバルや下の子たちのために出て勝つんですって話をしてくれた時に、すごい選手だなと思った」と称えた。
後輩たちのために戦った2024年
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後輩たちから花束や贈り物を受け取り、マイクを握った大原は、「ファイナルだけはうまくやりたいなと思って。お父さんと試合前に話すとだいたい負けるんですけど(笑)。今回はうまくいい感じに2人の作戦が合っていい波に乗れて、きょう初めてファイナルで海とコネクトできたような感覚になれました。楽しかったです」と試合を振り返った。
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引退については「2024年をもって、いったん選手生活を終えたいと思います」と、改めて明言。
「去年ワールドチャンピオン取れるなと思った時点で、来年で終わりにしようと決めていた」という。今年1年戦い続けたのは、やはり後輩のためだった。
「本当は、去年やめてもいいなと思ったけど、山下海果ちゃん、我孫子咲良ちゃん、安見春香ちゃんだったりとか、私の下の世代の人たちが、世界の試合にいきなり出てきたので。これで私がいなくなったら、あの子たちこれからどうするんだろうと思って、もう1年は一緒に回って、海外の選手とのコネクションとか、どうやったら世界の試合に出ていけるのか、ノウハウをみんなに学んでほしかった。ただ彼女たちのために、世界の試合に出ようと決めていた」
若手の育成やボディボード普及活動へ
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今後については、「若手の育成やボディボードを広めていく活動をしながら、おしゃべりが好きなので、各方面でMCの仕事とかさせていただけたらな」とアピール。
「今日をもってボディボードをまったくやらなくなるわけではないので、ボディボードは続けて行こうと思います。選手やり過ぎてフリーサーフィンのトリップとか全然行ったことがなくて。スウェルを追いかけたりできないし、海外に行く期間が長いので、いろんなイベントに参加できなかったり、ここ数年悔しくて、やめようと思った。でも、目標だった世界チャンピオンが2回取れて、最後の試合、あんまり人が来なかったらどうしようと思ったけど、いっぱい来てくれて本当にうれしいです。アマチュアの時、初めてJPBAで優勝したこの鴨川で、最後、優勝できて本当にうれしく思っています。今まで応援ありがとうございます!」
小雨が降る中も、多くのギャラリーが試合終了後も残り、レジェンドの言葉に耳を傾け、万雷の拍手を贈った。
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JPBA最終戦『KAMOGAWA PRO』結果
ドロップニー
1位 David Hubbard
2位 山田幸久
3位 八木章雅
4位 藤岡慶
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メンズ
1位 David Hubbard
2位 近藤義忠
3位 粂総一郎
4位 加藤優来
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ウィメンズ
1位 大原沙莉
2位 山下海果
3位 相田桃
4位 西村優花
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JPBA 2024年間ランキング
ドロップニー
1位 山田幸久
2位 藤岡慶
3位 平井賢一郎
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メンズ
1位 粂総一郎
2位 近藤義忠
3位 加藤優来
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ウィメンズ
1位 相田桃
2位 大原沙莉
3位 西村優花
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ボディボードで2度のワールドチャンピオンに輝き、弟の大原洋人とともに、日本のサーフィン界を牽引してきた大原沙莉が選手生活で最後の試合となる千葉県鴨川市での2024年JPBAツアー最終戦で優勝し、有終の美を飾った。
気さくな人柄と豊かな経験、高いスキルで業界を引っ張っていた存在だけに、試合終了後は多くの関係者に囲まれ、本人もギャラリーも涙、涙…。
来年30歳を迎えるにあたり、今後はボディボードの普及や後進の育成に従事しながら、今までできなかったフリーサーフィンなどを楽しみたいという。
この日は、JPBA年間ランキングも確定し、ドロップニーでは山田幸久が通算11回目のグランドチャンピオンに、メンズは粂総一郎、ウィメンズは相田桃が制した。
ARSでパーフェクト10
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「KAMOGAWA PRO」ファイナルデイの10日、会場となったマルキポイントは、セット頭サイズのグッドコンディションで、ハイスコアが続出した。
ラウンド3から登場した大原沙莉は、ヒート中盤にかけてギアを上げていき終盤にARSをメイク。パーフェクト10を叩き出す。引退は、10月の第3戦、福島・北泉海岸で優勝後に宣言していた。迎えた最終戦、本人は「いいうねりが入ってるのに、いい波だってわかってるのに、セミファイナルまでずっと思ったような波に乗れなくて、自分の気持ちばっかり興奮して、あんまりうまくいかなかった」と振り返る。
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選手生活を終えるにあたり、さまざまな思いが交錯していたのかもしれない。その後のQF、SFは接戦の末の1位通過。ファイナルは、これまで切磋琢磨してきたウィメンズのトッププロたちと相まみえた。
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開始1分でライトの波を掴んだ大原沙莉は、滞空時間の長い大きなエルロロからスピンコンビネーションでつなぎ、インサイドセクションでもエルロロを決め、ほぼ完ぺきなライディングで9.0ptをマーク。2位の山下海果が追いすがる中、残り30秒で深いバレルゾーンから飛び上がるようなエルロロの連発で8.35をスコアし、優勝を決めた。
顔をくしゃくしゃにしながら海から上がって来た大原を、共に戦った選手ら、迎えたギャラリーら多くが目を赤くして迎え、抱き合った。
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2度の世界チャンピオン
ボディボードの競技生活は18年。初優勝は中学3年生の時、ここ鴨川だった。JPBA グランドチャンピオンを4度、世界ツアーも2度制した。
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引退に際し、大原を支援してきたホワイトバッファローの吉田信之さんは、表彰式で思い出話を披露。「2019年に初めて世界チャンピオンを取った後、失礼な言い方だが、日本の大会に出なくていいんじゃない?って話を沙莉にした。世界チャンピオンになったら負けられないし、日本で勝たなきゃいけないっていうすごいプレッシャーを感じていた」と声を詰まらせた。続けて「でも、沙莉がライバルや下の子たちのために出て勝つんですって話をしてくれた時に、すごい選手だなと思った」と称えた。
後輩たちのために戦った2024年
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後輩たちから花束や贈り物を受け取り、マイクを握った大原は、「ファイナルだけはうまくやりたいなと思って。お父さんと試合前に話すとだいたい負けるんですけど(笑)。今回はうまくいい感じに2人の作戦が合っていい波に乗れて、きょう初めてファイナルで海とコネクトできたような感覚になれました。楽しかったです」と試合を振り返った。
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引退については「2024年をもって、いったん選手生活を終えたいと思います」と、改めて明言。
「去年ワールドチャンピオン取れるなと思った時点で、来年で終わりにしようと決めていた」という。今年1年戦い続けたのは、やはり後輩のためだった。
「本当は、去年やめてもいいなと思ったけど、山下海果ちゃん、我孫子咲良ちゃん、安見春香ちゃんだったりとか、私の下の世代の人たちが、世界の試合にいきなり出てきたので。これで私がいなくなったら、あの子たちこれからどうするんだろうと思って、もう1年は一緒に回って、海外の選手とのコネクションとか、どうやったら世界の試合に出ていけるのか、ノウハウをみんなに学んでほしかった。ただ彼女たちのために、世界の試合に出ようと決めていた」
若手の育成やボディボード普及活動へ
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今後については、「若手の育成やボディボードを広めていく活動をしながら、おしゃべりが好きなので、各方面でMCの仕事とかさせていただけたらな」とアピール。
「今日をもってボディボードをまったくやらなくなるわけではないので、ボディボードは続けて行こうと思います。選手やり過ぎてフリーサーフィンのトリップとか全然行ったことがなくて。スウェルを追いかけたりできないし、海外に行く期間が長いので、いろんなイベントに参加できなかったり、ここ数年悔しくて、やめようと思った。でも、目標だった世界チャンピオンが2回取れて、最後の試合、あんまり人が来なかったらどうしようと思ったけど、いっぱい来てくれて本当にうれしいです。アマチュアの時、初めてJPBAで優勝したこの鴨川で、最後、優勝できて本当にうれしく思っています。今まで応援ありがとうございます!」
小雨が降る中も、多くのギャラリーが試合終了後も残り、レジェンドの言葉に耳を傾け、万雷の拍手を贈った。
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JPBA最終戦『KAMOGAWA PRO』結果
ドロップニー
1位 David Hubbard
2位 山田幸久
3位 八木章雅
4位 藤岡慶
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メンズ
1位 David Hubbard
2位 近藤義忠
3位 粂総一郎
4位 加藤優来
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ウィメンズ
1位 大原沙莉
2位 山下海果
3位 相田桃
4位 西村優花
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JPBA 2024年間ランキング
ドロップニー
1位 山田幸久
2位 藤岡慶
3位 平井賢一郎
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メンズ
1位 粂総一郎
2位 近藤義忠
3位 加藤優来
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ウィメンズ
1位 相田桃
2位 大原沙莉
3位 西村優花
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JPBA公式サイト
https://www.jpba.org/
(沢田千秋)